退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
隠れすぎてる佳作
成績優秀だけど、冷たい感じでクラスメイトからも嫌われてる17歳の七華。
幼馴染みの稔二とケンカになり、歩道橋の階段から落ちて、なぜか6歳以降の記憶がなくなり、17歳の七華とまったく違う天真爛漫で魔法少女アニメが大好きな「ななか」になっていた。。
隠れた良作を探したくてあにこれの60点台のところをつらつらと見てたら見つけたこの作品。
まず「ななか6/17」という題名に惹かれ、あらすじを見て面白そうだなと思ったんだけど、問題が・・
ネット動画サービスにも、レンタルにもない!・・であきらめてたんだけど。
某リサイクル店でこれのDVDBOXが千円台で投げ売りされてるのを偶然発見(゜o゜)
少し迷ったけど、これも何かの縁と思って購入し、視聴することに。。
ななかは「まじかるドミ子」が大好き。自分の体が大きくなったのは、ドミ子みたいに魔法で大きくなったんだと思い込んでる。そして幼馴染みのねんじくんも同じ魔法で一緒に大きくなったと思ってて。
同級生たちは七華の変貌ぶりに驚きます。あんなにツンツンしてた七華が急に子供みたいになって、男子からはモテはじめ、女子からはさらに嫌われることに。
七華の真実を知っている稔二は、そんなななかが心配でサポートします。でも17歳の七華となんとなくぎくしゃくしていた稔二は、6歳の心になったななかと接していくうちに、やさしさを取り戻します。
稔二に密かに恋心を抱いてる優等生の雨宮さんも、最初はななかを嫌ってたけど、天真爛漫なななかと接していくうちに稔二といっしょにサポートするようになって。後に七華の真実も知ることに。
中盤、修学旅行中にあるきっかけで、ななかが七華に戻ります。
6歳のななかで行動していた記憶はなくて、以前の勉強ばかりしてる冷たい感じの七華に戻って。
元に戻って良かったはずなのに、稔二たちは複雑な感情を抱きます。
その後、再び6歳のななかになったり、17歳の七華に戻ったりするようになります。
そして七華もななかの存在に気づき、自分自身を見つめ直します。
「まじかるドミ子」(再放送)が最終回になり、同時期にななかも消えていきます。
そして・・
実は結構ハードル下げて見てたんですが(-_-)、見終わった感想は、見て良かったなあ、でした。
ラストがあっさりしているのがちょっと不満ではあるんですが、途中飽きないで最後まで見れたので私みたいな真似をしてまでとは言いませんが、機会があれば見ても良い作品だと思います。