退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作執筆者がエロゲライターなだけあってキャラクター作りは上手いです
原作を書いてるのが衣笠彰梧先生だから視聴した。
自分は衣笠彰梧先生がシナリオを手掛けるPCゲームは流星ワールドアクター以外はプレイ済みだ。
それにプレイした作品はどれも私の中で結構満足度が高い。
ただ、自分はラノベはあまり読まないため当然この作品の原作には手を付けていない。
どうも原作ファンからはこのアニメ版は不評みたいだが読んでないため取り敢えずこの点はスルーする。
まずこの作品は自分の中では割と伏線重視の作品と解釈しているが少なくともこのアニメ化されたパートだけでは驚くことも特になかった。
割と先が見えやすい作品だと思う。
物語も構成がやや雑だったかな。
{netabare}C組との対立と無人島に時間かけ過ぎな気がする。結構テンポが悪く感じた。{/netabare}
あとやや説教臭いかな。
今どき連帯責任に関する陳腐な説教なんて聞きたくないw
キャラクターに関してはエロゲライターなだけあって個性がしっかりと付けられているキャラクターが多い。
そのためキャラ同士の会話は結構面白い。
学園ものの長所をしっかりと引き出せていると思う。
それと視聴前から主人公が人気ってことは知っていたため苦手なダークヒーロー系だろうな思っていた。
しかし視聴してみると{netabare}行動や心の声からあれ?結構いい奴じゃんと感じた。しかし最終回のエピローグで主人公は自分のためなら人を道具としか考えないようないわゆるダークヒーロー系だと明かされた。基本的に口数の少ない主人公のため心の中で喋ることが多い。少なくとも序盤は心の声が人間味のあったように感じたためラストと結びつかない。正直心の声は人間らしい要素を減らして行動や言動だけで人間味が意外とある良い奴という印象を視聴者に錯覚させた方が良かったと思う。これでは少し矛盾している。心の声まで偽るのはおかしいので。{/netabare}
またこの主人公は{netabare}本来の才能を隠すためにわざと入試の点を全て50点にしたそうだがそれって宇宙のステルヴィアの光太と一緒じゃんwアイディアを勝手にもらったのかそれとも偶然なのか...また本来の才能を普段あまり発揮していないという点は同作者の暁の護衛にも通ずるものがあると思う。{/netabare}
作画に関してはちょいちょい乱れている場面があったかな。
声優に関しては特に何も感じなかった。
まあ若手中心で固めた感じなのかな。
音楽はopは結構ワクワクする感じの曲で好感が持てた。
歌詞も作品とマッチしているし。
EDは初めて聴いたとき聴いたことある声だなーと思ったら栗林(放送当時はMinamiだったが最近また栗林みな実に戻した)かw
少し声老けたかなw
原作は面白い!とよく耳にする作品、原作執筆者がライターを務めるpcゲームも好き、最近の作品にしては少し楽しめた、という理由から完結後評判が良かったら原作にも手を付けたいと思う。
なんか少し調べたところアニメな後が本番みたいなように感じたし。