かおーん さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作終了からの解説(ネタバレ)
七々々の死因は自殺。
理由は代償。七々々コレクションのある秘宝、願いを叶えるために代償を差し出す、その代償の為に自分の命を差し出した。
七々々は生まれついてめっちゃ幸運に恵まれていて、それを差し出すかわりにあの島がめっちゃ発展して、みんなにチャンスが訪れる。むこう200年くらい。
アニメラストの、ゆんちゃんの血だらけの学生証は、遺跡攻略に失敗して死にかけてた。
血だらけになってたはずなのに生きてるのは、あの島で絶望したときに、その秘宝の神獣が契約を持ちかける。そのまま死ぬか、我の手下になるか、的な。
ダルクは魔法のランプの精。七々々は知ってたので、「これは今使えない」「そうだね」って淡白な説明だった。天災がパズルを解いて入手していた。天災は自分を育ててくれた義父に認められたい、それを願いにしていたが、七々々事件の解決でそれが叶ったのでダルクは消える。ジュウゴに後を託して。
202号室の七々々は地縛霊ではなく、管理人のマホロが、神獣と交わした契約によって作り出した七々々のコピー。代償は、遺跡の守護者となること。
最後の最高難度の遺跡、願いを叶えて代償を求める神獣のいる遺跡は、実は102号室。真下。
マホロが普段からビール飲んでグダグダ生活していたのは、自分自身を弱くするため。地上最強の格闘力を持ち、本来生真面目な彼女が自堕落な生活をしていたのは、遺跡攻略を望んでいたから。彼女も契約に縛られていました。
コピーの七々々は部屋から出る自由を手に入れたが、残された時間は3ヶ月ほど。とりあえず勝手に自殺して当時のメンバーの心を傷付けたのは失敗だったので、みんなに宣戦布告してバトルしてすっぱりお別れしよう、お別れの機会を作ろうと企む。
が、ジュウゴが乱入してきて愛の告白されて、消えることに若干のためらいが生じたってところで、原作終了します。
そのままお別れするのか、七々々コレクションを使ってなんとかするのか・・・ その辺は語られませんでしたが、作者はあとがきで、いつとは言えませんが必ず書きます、と言ってますね。
書かないで終わらせても良いと思うんですけどね。
主人公は、ぶっちゃけ天災でしたね。アニメでも優遇され、スピンオフ小説も出てるのも納得。