シン さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
終盤はかなりハラハラ
小説を先に読んでいて、どんな風に映像化されるんだろうかと思い視聴。
まずアリプロのOPがとてもカッコ良かったです。
原作者ファンなのでイントロが始まると同時に「原作者 綾辻行人」と出た時はとてもワクワクしました。
音楽が序盤から不安を煽りに煽ってくれて、ついに死人が出てしまった時の絶望感。
夜見山を出て安心したと思いきや、そこでも死者が出て、それでも死因は夜見山の中で起こったことだったとわかった時の恐怖。
終盤の合宿まで中だるみすることなく本当に怖かったです。
合宿で惨劇が始まった時はもうハラハラしっぱなしで、ずっと何かを握りしめてました。恒一君無敵か!とも思いましたが、そこは主人公。
あまり原作からキャラの扱いが変更されるのは好きではないのですが、赤沢さんの改変は良いスパイスだったと思います。
鳴の声優さんが上手で鳴の達観して浮世離れしている感がとても良かったです。
最後の死者の部分は小説だからこそのトリックなので映像化すると無理があるのですが、スタッフ側の色々な工夫が感じられました。
ここまでハラハラする作品はなかなか無いですし、原作の雰囲気もよく出ていてとても良作だと思います。