いしゆう さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
伝えることの大切さ 傍にいる人の大切さが伝わる作品。
〇物語 放映時期:2016年9月~
あらすじはあにこれを参照ください。
傷つけて 壊して そんな自身も嫌いになった少年が
すべてを諦めかけたところから始まります。
自信のない少年が色々な出会いを通じて人との繋がりの大切さ
信頼関係を築くことの難しさを学んで成長していく過程を描いた作品o。.。
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〇作画
牛尾憲輔さんのBGMと入野自由さんや早見沙織さんたちの声が
京都アニメーションの描く画と上手く溶け込んでいてバランス最高でした♪
〇キャラ
同級生やその家族といった狭い範囲での物語ですが
登場人物一人一人の性格やクセ 立ち位置などがハッキリしていて
まるで十代版社会の縮図のように感じます。
その中で物語の中で一番変わった主役の石田君について一言
{netabare}
自殺を実行しようと心が闇に飲み込まれても
出来ることはまだあるよって そんなメッセージに感じます
事件が起きるまでの幼少期はお調子者
そして現在は卑屈で不器用 それが石田君のイメージ
自分勝手な罪悪感を持つ彼
最初は安っぽくて苦手でした
学生特有の周囲に同調を求める空気の中
迷いながら もがきながら
飾らない言葉で必死に伝えようとする姿は心に響きました
彼の過去を清算してゼロからやり直そうとかじゃなく
過去を背負ったまま社会と向き合っている姿が印象深かったな
そして最後の”かお×”がめくれる場面で
感情が高ぶり人の目も気にせず涙を流す姿に
思わず胸が熱くなりました○o。.。
{/netabare}
〇音楽
主題歌はaikoが歌う”恋をしたのは”
優しくて心に響くバラードですよね
aikoさんって歌うの難しいですよね!
上手に歌える人ほんと尊敬します♪
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〇観終わって
考えさせられる場面が多いのに気付けば129分経っていました
繊細で難しいテーマなのに
青春らしい熱くておバカな場面もあってわたしには絶妙なバランスでした
それに加えて心に響く音楽と耳に心地良い声が上手く調和しているし♪
色々書いたけど やっぱり京アニの青春作品は最高!!
素敵な時間をありがとうございました♪
☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆
〇最後に
何度も視聴したら新しい発見が見つかりそうな作品
今より少し大人になったらまた観たいです!!
以上 最後までお読み下さりありがとうございます。