たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魔女に「童貞」を捧ぐ
ショタコンものであり、お姉さんキャラが好きな人は面白いと思うでしょう。
海外でも魔女はサキュバスと同一視されており、1973年のイギリス映画「ウィッカーマン」では、イギリスの敬虔なキリスト教徒の刑事がスコットランドの一部で信仰されていたケルト的ペイガニズム(多神教)の人柱になってしまうといったキリスト教側のホラー映画がありますが、そこでペイガニズムを信仰している女性はフリーセックスであり淫猥な人物として描写されており、五月祭や秋の収穫祭(いわゆるハロウィン)時期になると、祭りの影で男を誘って乱交する描写がありますが、
これが所謂、禁欲をなによりも是とする「キリスト教」「ユダヤ教」圏では典型的な「魔女」として描写されます。映画でも度々、キリスト教徒の刑事を性的に堕落させようと素っ裸で卑猥な踊りを踊って誘うシーンがありましたが、
そういうエロスが、最も性的に寛容とされる日本だと、こういった「おねショタ」モノになってしまうという。。。文化というものは面白いものですね。
しかも監督は下ネタ大好き水島努監督なので、さらに拍車が掛かっているかと思います。