ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いつも♪きみと♪わらう♪
そんな時間が、いつまでも続いてほしい。
帰ってきた“ゆるゆり”は、期待値を3倍返しで裏切るパワーで駆け抜けた。
1期で、それなりの存在感を出しつつあったサブキャラ達も、それぞれの設定に膨らみが加わり、結果としてオールスターキャストが完成した。
主役の“あっかり〜ん”、彼女の存在感が、虚実取り混ぜてではあるが高まったことは喜ばしい限り。
“ちなつちゃん”の破壊力は制御不可能。
“櫻子”と“向日葵”の性格や関係性は細かく設定され、彼女たちを主役にしたスピンオフも出来そうな勢いだ。
忘れてならないのは、それぞれの姉妹の出番が増えたことだ。相乗効果が発揮され、一辺倒になりがちであった笑いの幅が広がり、コメディ作品として完成された、と言うのは褒め過ぎか?
中でも、第7話『姉妹事情あれこれそれどれ』の破壊力と言ったら、シリーズ屈指の完成度だ。
1期第1話で、その存在が仄めかされて久しい、“ラスボス・{netabare}赤座あかね{/netabare}”の登場は衝撃的であった。
加えて、ラスト3話である。
学園を舞台にしたドラマの限界に挑戦{netabare}した脚本に拍手、赤座姉妹の、時をかける愛に涙?、オールスターキャストの大舞台はめでたく千秋楽を迎え、鳴り止まぬ万雷の拍手の中{/netabare}、幕を閉じるのだ。
そして、お約束の{netabare}大爆発{/netabare}!