ZORRRO さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
神ゲーをついにクリアしてしまった感じ。まさにGG
正直に言います!!!3期でゆっくりやって欲しかった!!!w
【ストーリー】
2期で3年生になり、新たなメンツで新たな春!という感じでしたが、
劇場版では結構進んだ状態から始まります。もし3期があったら描写されてたけど、
それを映画にしたので、重要なエピソードを2時間弱で詰め込んだ感じになっています。
とは言っても、エンディング後の後日談はしっかりガッツリ描かれていたのが非常に嬉しかったポイント。と同時に、「ああ、これで終わっちゃうんだなあ」という、
なんとも寂しい感情にもなりました。もしかしたらアフター要素で今後なにかしらあるのか!?
という淡い期待を少しだけ抱いておくことにします(笑)
そう。「終わっちゃう」と書きましたが、倫也たちが決着をつけるんです、そこなんです本作。
「フィールズクロニクル」と本筋の「冴えない彼女の育てかた」制作が絡み合って、そしてそこに
丸戸節(ドロドロした恋愛関係・めんどくさい主人公とヒロイン・ネチネチした台詞)が絡み合って、
もうなんだかなぁ、見て良かった、待ってて良かった。非常に満足度の高い2時間弱でした。
【キャラ】
ストーリーと同様、キャラの進展度も少し進んだ状態からになります。
そこは「サブヒロインの扱い!」なんて野暮なツッコミ入れませんが、
美智留がサークル入ってからとか、バンドのicy tailとの絡みとかは深い描写は無いです。
出海ちゃんも同じくですね。立ち回りとか含めて、個人的には再会時より好きな後輩ヒロインになってました。
そして倫也・英梨々・詩羽・恵の決着ですよね。ここの絡み合いが絶妙すぎてすっげえな丸戸さんって感じ。
前々から倫也が作りたいゲームは、オタクの恥ずかしい妄想で~というくだりがあったと思いますが、
アニメとしてもまさにその要素があり、加えて各々の心理描写があって、
それを汲み取ったら惹き込まれるなんてもんじゃないくらいなレベルでした。
なのであっという間。つまり物足りない。なので3期で見たかった(笑)
個人的にはTVアニメでは出番少なめ、印象も少し微妙だったけど、
映画では紅坂さんがとても良いポジションだったのも、また見どころだと思います。
というか生天目さんがハマりすぎてて魅力マシマシ。
【他】
作画は相変わらず良すぎる。制作はA-1から名前が変わっただけみたいです。
そして音楽。これがまた良すぎる。バンド含めてキャラソン挿入歌が非常に良い。
加藤ずっと推してきたんですよ。でも2期で英梨々と詩羽先輩が良すぎたんですよ。
色々考えちゃったけど、この映画で決着がついて、私個人もスッキリしましたね。
あー、楽しかった。神作品をありがとう。