ゲ之字 さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
期待はずれ
幼なじみ系ヒロインと…
生徒会のお姉さん系ヒロインが好きなのは、主人公の親友の野球部員だった!?
そして主人公を好きなのは、メガネで毒舌でストーカーの女子だけだった!?
…というラブコメとしてはなかなか面白そうなシチュエーションに期待したのですが…
見事に期待はずれでした。
友達もおらず…
彼女もいない…
そんな人間が、よく知りもしない友情や恋愛のことを想像しながら書いたような物語です。
登場人物たちの行動、セリフが現実感を伴っておらず、とにかくウソくさいです。
特に新聞部員の女子が登場してから、その傾向が強まったように思います。
例えば…
新聞部員の女子(あすなろ)が、嘘の記事で主人公のことを貶めようとします。
これには主人公を孤立させ、自分だけが主人公を見捨てずにいる…ということを印象付ける計略なのですが…
これをシナリオ的に『愛ゆえの行動』と言いたいのなら、そんなのは絶対違います!
憎い相手ならまだしも…
好きな相手を貶めるなど、普通は出来ないことだからです。
このように登場人物たちの『普通でない』行動やセリフが、物語の随所に散見出来ます。
第3話でメガネ図書委員ちゃんが『あの時の少女は私!』とばかりにメガネを外し、チチを放り出しますが…そんな女子いるわけないですよね!?
前期にやってた『変好き』のキャラですか!?
戸松遥ほどのベテランを起用しておきながら、この体たらくですから…これはもう脚本自体に問題があるということなのでしょう…
しばらく我慢して観ていましたが、好転しそうにもないので観るのを止めます。