モーリー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメの表現力最高峰ここに極まれり in 2019
項目ごとに評価をしなければ、★5をつける作品。
・物語としては、パラレルワールドで、それぞれからそれぞれのスパイダーマンがくるってのは、まぁ、なんていうか、今となってはそれほど新鮮味はない。
けれど、そのパラレルワールドの多様さにウケる。カートゥーンだったり、モノクロだったり、ジャパニメーションだったり。ジャパニメーションのキャラ最高。
・作画!最高。たぶん、2019年現在、これ以上ないほどの表現力だと思う。
「君の名は」の映像の美麗さとは、まったく方向性が異なる。「君の名は」は写実的な方向性なんだけど、スパイダーバースでは芸術的な方向性。
スパイダーバースでは、たぶん、どのシーンでも、ストップして印刷したら、それがそのままアートになる感じ。ただの街の風景でも、色使いがそのバランスがアートになっている。
アニメーション自体も、様々なエフェクトを使い、新しい表現をしている。
スパイダーバースの続編が作られるっていう話だけど、この先どうなっていくのかとても期待できる。
・上映を海外で観たので、声優の評価は棚上げ。
日本語吹き替えみたら、また評価する。