ゼルミナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
90年代初頭の「日常アニメ」?
2019年再観。原作読了。
『ぎゅわんぶらあ自己中心派』と並ぶ片山まさゆきの出世作。
原作の完結から年月が経ってのアニメ化であり、当時はファンとしては嬉しいより疑問の方が大きかった。
かつ、まだ珍しかった深夜アニメであったので、リアタイでは全話見てない気がする。
この程、通して見たわけだが、良い意味でもそうでない意味でも原作そのままのアニメ化であった。
まあ、原作の初期は絵的に色々と難しい部分を抱えているので、アニメの方が見やすい気はする。
レビューのタイトルにもしたが、主人公が仲間と麻雀を打ち、色々あって結局負けるというのが全編を通して続くこの作品は「日常アニメ」と言って良いのではないだろうか。
とは言え、最終回は原作通り綺麗に(そして唐突にw)終わっており、素直に好感が持てた。
あとは山田勝平をはじめとする声優陣の安定感。これはホントたまらん。
桜田門外が田中秀幸で、ラスボス的な扱いなのは嬉しかったなぁ。
90年代くらいのアニメには当たり前にある適度なお色気も今見ると感慨深い。
裸=性的表現=悪っていう短絡は何とか論破したい所だなぁ。