「GOSICK[ゴシック](TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
2849
棚に入れた
14831
ランキング
174
★★★★☆ 3.9 (2849)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

黒髪の少年と囚われの金色の姫は、互いの鎖を強く握りしめる

事前情報はあまり持っていなくて、

レビューを読んでストーリーが面白そうだと思っていたのと、
サムネからゴスロリな女の子の話かな?と思っていたぐらいでした。

最初数話を見て抱いた印象よりも、
最終話に向かうにつれて、惹きつけられていきました♪

全24話です。


● ストーリー
1920年代のヨーロッパ。

久城一弥(くじょう かずや)は、ソヴュール王国に留学生としてやってきたが、
黒髪の見た目から「春来る死神」と呼ばれ、同級生から避けられていた。

友達が欲しい彼が図書館の上階にある庭園で出逢ったのは、
金髪の少女・ヴィクトリカ。

彼女は普段授業に出ず、
ずっとここで本を読んでいるのだという。

そこにひとつの事件が持ち込まれる。

彼女の謎解きに立ち会ったことをきっかけに、
一弥はヴィクトリカと共に外出することになり、
さらなる事件に踏み込んでいく。


ヴィクトリカに関わる謎は徐々に明かされていきます。

ヴィクトリカの生い立ちや環境がこの作品のメインテーマですが、
軸は“謎解き”です。

ヴィクトリカは謎解きが得意!

一弥が遭遇した事件や、
ヴィクトリカの兄の警部・グレヴィールが持ち込む事件を、
時には話を聞くだけで、時には現場に赴いて解決します。

大体、3話でひとつの事件に向かう構成です。

「これからどうなるの?」「真相は?」と気になるので、
謎のばら撒き方はうまいのですが、

いざ真相を聞くと結構あっけないんだよなあと、
6話の灰色狼村編のスタートで、
すでにお腹いっぱいになりかけていました。笑

しかし、15話の錬金術師編の真相は面白いと思い、
21話のココ王妃編の真相もよかったです。
(死んでしまった人たちには申し訳ないけれど。)

そして23話・24話。
最終話に向けて盛り上がっていきました。

最初数話見た時よりも、最終話を見てからの方が、
この作品をずっと好きになっていました^^

一弥とヴィクトリカのお似合い感が素敵♪


● キャラクター
ヴィクトリカと出会い、
ヴィクトリカのことが大好きな少年。

「一番の友達だ!」と、あくまで友達としか見ていないけれど、
果たして彼がいつ恋心に気づくのか楽しみでした。笑

素直じゃないヴィクトリカに振り回されて毒を吐かれて、
それでも「ヴィクトリカ~!」と無邪気に駆け寄る彼を見ては、
ただのドМなんじゃないかと、何度も思いましたww

それでもやる時にはやる!何が何でもヴィクトリカを守る!
時々男らしくて、優しい彼は、いい子でした♪

ヴィクトリカのことしか見えていなくて、
時々周囲に無意識に冷たい態度をとるのはどうかと思いましたがw
(アヴリルのことを何度かわいそうに思ったか…。)


金髪のヴィクトリカ。

見た目がお人形さんみたいで、
どれだけ見ても飽きない可愛さ♪

素直じゃないけれど、
一弥のことは好きな様子^^

悠木碧さんの演技が、
ヴィクトリカの可愛さをより引き立てていると思いました^^


● 音楽
【 OP「Destin Histoire」/ yoshiki*lisa 】

明るい雰囲気のOP。
でも映像はちょっと不気味な予感。


【 前半ED「Resuscitated Hope」/ コミネリサ 】
【 後半ED「unity」/ コミネリサ 】

EDはちょっと重い雰囲気。

後半EDはヴィクトリカと一弥の何気ない日常の映像が、
なんて幸せなものなんだと心に沁みました。

一緒にいるだけで幸せな者たちを引き離す運命なんて、
あってはいけない…。


● まとめ
最初から惹きつけられたわけではないけれど、
最終話を観終わってみると満足感がありました♪

回を重ねるごとに強くなる一弥とヴィクトリカの絆を
微笑ましく思えたからかもしれません^^

その後の二人も気になるなー♪

投稿 : 2019/11/02
閲覧 : 424
サンキュー:

29

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