ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
P.T.S.D.
(GGO視聴終了)
Play with Tundere,Sister,Do“s”.
ツンデレ“アスナ”、妹“リーファ”、ドS“シノン”・・・。
オイ、キリトよどんなけハーレム広げるつもりだ!
シリカやリズベットはオーディエンス扱いじゃないか!
俺にくれないか?
それにしても、今回はPTSD真っただ中の展開でした。
キリトもキャラ被って弾けてみても痛々しい。
さて次は何かな?
(観終わって)
バーチャル世界での殺人に、現実感が持てずにいたキリト。
正当防衛であっても、目の前で人を殺めたが故に苦しむシノン。
GGOは、それらをひっくるめて、PTSDに対するリハビリのストーリーであった。
その意味で、前半はSAO、ALOの後日談と言え、キャリバー編を挟んだマザーズロザリオ編こそがSAOⅡのメインシナリオと言って良いだろう。
そこには極めて現代的な問題、医学の発達とともに、障害を持ちながら全うする時間が延びる中、QOLの向上、すなわち終末期医療の問題をプロットに据えた、重厚な内容となっている。
短くも、美しく、充実したアスナとユウキの物語はシリーズ屈指の完成度である。
若干鼻に付きだしたキリトを脇に置くことで、SAOの世界観、その広がりを改めて感じさせてくれた。