ニワカオヤジ さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
少年ジャンプで連載された女子高生バトル漫画のアニメ化
まずいきなり本筋およびレビュータイトルと関係ない話ですが、
前期のOP曲はヒロイン3人が歌っていて作品の雰囲気に合っているのに、ED曲はヒロインの一人(しかも2番手)の声優が声優本人名義で歌っています。更に2クール目になるとOP曲が声優名義になっちゃいます。映像には3人とも出てくるので違和感がありまくりです。
本作の放送当時は声優のアイドル化が始まったころなんでしょうか?
本題。
タイトルの通り、この作品は少年ジャンプで連載された女子高生バトル漫画のアニメ化なんじゃないかと思うくらい、毎回、大した理由もなく罵り合ったり、流血するほど殴り合ったりするシーンが出てきます。途中から亜美、生徒会長という強めのキャラも参加してどんどん戦闘力がインフレして殺伐としたバトルに。
なのに、いつの間にか登場人物たちに恋愛感情が芽生えていて、終盤では大河がめっちゃかわいくて良い子に変身。
もういっそのこと、実は大河は満月を見ると大猿に変身する宇宙人だったり、生徒会長は第四形態まで変身すると眉間の皺が取れてむしろすっきりした顔になり、
竜児「あれ?第3形態より弱くなったんじゃないか?」
亜美(ガクガクブルブル)「バカ、お前あれの恐ろしさが分からないのか?」
みたいな展開にしちゃったら良かったのに。
まあこういうラブコメは、自分が中高生ならもっと純粋に楽しめたのかもしれませんが、子を持つ親としては登場人物たちに一言いってやりたい。
「親の金でのうのうと暮らしてる高校生が、恋愛に夢中になってんじゃねーよ! 駆け落ち?そんなヒマあったら勉強しろ!」