蒼い✨️ さんの感想・評価
2.1
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 1.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ゆるふわも過ぎると薄いカルピス。
【概要】
アニメーション制作:動画工房
2013年1月3日 - 3月28日に放映された全13話(+未放送1話)のTVアニメ。
原作は、『コミック アース・スター』に連載されていた漫画作品。
キャラクター原案はヤス。center island、斎藤ゆうすけ、 kaがi原作。
作画担当が玉岡かがりと原作者がたくさん。
監督は中西伸彰。
【あらすじ】
アース・スター エンターテイメント社で企画が通り、漫画雑誌が創刊されることになった。
雑誌の名前は「コミック アース・スター」
編集長は、社長に5000枚超える企画書を提出して社長を根負けさせた、佐々山はな。
他は鳥井あき、原木つぐみ、西島りんご。
と若い女性4人だけの編集部。
ところがどっこい、彼女たちには雑誌編集の経験がない。
副編集長のあきは、それなりに知識はあるのだが。
これは、漫画雑誌づくりのノウハウをレクチャーしつつ、
彼女たちの仕事を眺めていく、お仕事コメディアニメである。
【感想】
リアルに、「コミック アース・スター」という雑誌が存在していたようですが、
全く気づきませんでした。紙媒体では廃刊して今ではウェブコミック誌になっているようでして、
目立つ作品は、『ヤマノススメ』『てーきゅう』『私、能力は平均値でって言ったよね!』
現在では、主に異世界転生系の小説のコミカライズが連載陣の中心になっていますね。
お仕事アニメと言ってもリアルな編集部でなく、萌えキャラによる編集部講座なのですが、
正直言って、あまり面白くありませんでした。
主題歌は音程をわざと外しているのか聴いていて頭が痛くなってきます。
主人公の、はなは何も考えてない場当たり的な性格でミニスカでパ○ツ見せまくってますし、
周りのキャラを見ても記号的な萌えとあざとさ以外に何も無い特徴に感嘆することなく、
内容が軽すぎてお気に入りのキャラも展開も見つけられずに、
はいはい!左様ですか?以外の感想も湧くこともなく。
脚本家は吉田玲子&横谷昌宏と実力者で、特に吉田玲子はガールズアニメの大御所なのですが、
中身の薄いキャラたちですので、心情を掘り下げたりキャラを解釈したりすることもなく、
それなりの動かし方しかやりようがなかった、これが限界だったかに見えます。
また、モノづくりの楽しさを視聴者目線で味わうにも、
尺の短さでスピーディーすぎてありがたみがなく、
『SHIROBAKO』みたいなものを期待すると肩透かしかもしれません。
TV未放送の14話の水着回で脱げて裸に近い状態になったりするのですが、
そういう、お気楽極楽&萌え萌えコメディ以外に何も期待すること無く、
アニメで疲れたくない精神状態の時に、
暇つぶしに消費される程度のショートアニメでしかなかったですね。
特に語るようなことがありませんでしたので、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。