タック二階堂 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
デビデビデビ級、デビキュート!
14歳の鈴木入間両親に金目当てで大悪魔の
サリバンに売り飛ばされます。
そしてサリバンは入間に孫になってくれと頼み…。
結局、孫養子になることを承諾した入間は、
サリバンが理事長を務める悪魔学校に入学し、
人間ということがバレないように学園生活を送る
ということになります。
平穏な生活を送りたいと望む入間でしたが、
さまざまななトラブルが入間に襲い掛かります。
いろいろ乗り越えるたびに学園中の注目を集め、
しかも理事長の孫ということもあって、なぜか
人気者になってしまうというお話ですね。
チャンピオン連載ってことで、ちょっと子ども向け
な感じなんですけどね。
脚本は「ごちうさ」「少女終末旅行」など数々の
作品を手がける筆安一幸。
まったく期待していなかったし、実際にスルーして
いたのですが、アマプラで追っかけ視聴してみたら
意外と面白いですねこれ。こういうアニメを放送
するNHKは、ぶっ壊しちゃダメですよねw
ちなみに制作は「クラシカロイド」のバンダイ
ナムコピクチャーズですね。なんとなく絵柄が似て
る感じがしますね。
とりあえずしばらく継続視聴してみますよ。
=====第12話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
入間くんたち新入生を師団(バトラ)へと勧誘する
上級生たち。いわゆる「ルーキーハント」が始まり
ましたよ。
え? 今ごろ?
もう1クールも終わるのに、いわゆる部活勧誘回?
そんなとき、いきなり入間くんの指輪が暴走して、
ある上級生に激突してしまう!
{/netabare}
というお話です。
うーん、飽きてきちゃったよ~。・゚・(ノД`)・゚・。
2クール24話ということで、このへんが中間地点。
そりゃ中弛みもしますわね。
序盤からの「もし人間だってバレたら、どうしよう」
というドキドキ感も薄れてきました。
こっちも「どうせ、まだバレないんでしょ」という
気持ちで観ているからね。
まあ、うん。
子ども向けは子ども向けなんですよね…
{/netabare}
=====第22話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
魔界のアイドル・アクドルのくろむは、実は入間
たちのクラスメートの地味っ子・ケロリでした。
くろむは家族が非常に冷淡で、自分のアイデン
ティティを確立するため、アクドルになったの
ですが、家族に認められたいという気持ちもあり。
そんなくろむのドームコンサートですが、なんと
体調を崩して開催のピンチ。
これを救ったのが前座として舞台に上がった入間と
アスデモウス、クララの3人。ドームの観客を
盛り上げて、真打ち・くろむ登場。
コンサートはうまくいきましたが、倒れたくろむを
見舞ったのはお母さんや兄弟たち。
それを聞いて、くろむはホロリとするのでした。
{/netabare}
というお話。
いや、終盤に向けてグッと面白くなりました。
なんていうのかな…
僕的には、この作品で効いているキャラがクララ
だと思っているんです。
初登場は、校内の不良たちに便利に使われている
という設定。いわゆる“四次元ポケット”的な
何かから、なんでも好きなものを出せるという能力
があるから。そして、友達がいないクララは、
言われたとおりに食べ物や飲み物を出している。
いじめってほどでもないのですが、パシリに
使われていたクララと友達になった入間。
その後に、クララの家は貧しくて、しかも兄弟が
多い母子家庭的に描かれており、そんな家庭で
育ったクララなのに、ちょっとおバカさんぐらいに
明るく楽しいキャラ。
こういう設定を見せられてしまうと、もうクララ
だけで、この作品はいい作品だと思えるんです。
なんだか締めで書くような内容ですが、これが
嫌いになれない、切れない理由なんですね。
あと、EDがとにかく耳に残る秀逸な曲です。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
入間がこれまで悪魔学校でやってきたことを
振り返り、物思いに耽っていて元気がないので
アスモデウスとクララがごちそうを作って、
元気を出そう。そして、元気が出たね。これから
も友だちでいようねEND。
{/netabare}
という総集編のような最終回でした。
来年春アニメで2期をやるそうで、ま、NHKなんで
2期でやるでしょうから、そこまで待ちましょ。
疲れちゃったのかな。最終回は、それはない
でしょって感じの手抜き感でしたが、全体的には
子供向けの絵柄・ストーリーですが、そこそこ
面白く観ることができましたよ。
{/netabare}