418086 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.5
状態:今観てる
これはまことに
第三話の時点で作画は安定している。特徴として、本作の登場人物はホモばかりだ。ホモの楽園に放り込まれたワトソンは、いずれホモに目覚める役割を演じさせられるのではないだろうか。不穏な、不気味な気配が漂っている…。
登場するホモたちによる「ホモハラスメント」が酷い。作中のホモたちは、ホモであることを免罪符として傍若無人に振る舞うことが許されているかのように描かれている。ちょっと待ってくれ。おかしくないか?ホモである前に一人の人間ではないのか??社会生活を営む上で、人は誰しも最低限の礼節を身に着けてしかるべきではないのか!?言うまでもなく、世の中にホモによるハラスメント(ホモハラ)が許される道理などないのだよWatson君!いい加減にしたまえ!!
本作には、近年映像メディア等を通じて盛んにキャンペーンが行われているLGBTなんたらとかいう社会運動を後押しする意図でも含まれているのではないか…?本作は作品を通じて、性別の概念を解体し、子孫繁栄を否定する堕落したフリーセックスを礼賛、推奨しているように思えてならない。作中の至る所で、そうした不気味な動きが確認できる。
作中で起きている連続殺人事件では、いずれも「性器の切除」が行われている。そこからは「絶対に子供を産ませない」というキ違いイじみたメッセージが見て取れる。要するに犯人は「男性の勃起した陰茎は女性器ではなく、男のケツの穴に挿入されて然るべきなのだ」とでも言いたいのだろう…。そこでは「男女間の生殖活動は絶対に許さない」といった、不気味な信念が露わとなっている。
作中では、ホモの傍若無人を許容し、男女の境を曖昧にし、子孫を残す行為が否定されている。本作はそうした破壊的、破滅的な思想で彩られている。作中には不気味極まりない、悍ましい思想が練りこまれているように思えてならない。
猟奇的殺人事件を扱う探偵推理作品といった体裁の背後に、気味の悪い思念が蠢いているように感じられる。作品内容の不気味さよりも、作品そのものの不気味さが上回っている。
本作は視聴者の認識をゆっくりと改変し、徐々に思考を蝕み、やがては価値観をも変えていくことになるだろう。恐ろしい作品だ。まことに、不気味極まりない。