鉄のあくま さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
日常と非日常がごく自然に共存する美しい世界。
時代背景は1980年代、舞台となっているのは広島の港町(モデルとなったのは尾道市)。
ある日突然「神様」になった女子中学生と周りの人々の日常を描いた作品。
この作品の一番の特徴は、周囲の人々が少女が神様であることに対して無頓着であること。それ故に少女は神様であると同時に"普通の中学生"である。
日常系「萌え」アニメと思われがちですが、少なくとも制作サイドは萌え要素で人を引こうとは一切思っていないように感じました。
なんなら水着シーンでの少女達のシビアな洋ナシ体型の描写にちょっとしたカルチャーショックを受けたくらいです(笑)
それよりも芸術面から評価されるべき作品です。
こんなにアニメの可能性を感じる愛のこもった作品は滅多にないと思います。
日本って素敵ですね!
非常に尾道に行ってみたいです。
この作品がもっと評価されることを祈ってます。