タマランチ会長 さんの感想・評価
4.2
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
面白いんだけどついていけないはずだったのだが・・・
いい作品でした。描写も迫力がありました。最終話のラスボスの狂気に満ちた迫力は凄みがありました。しかし、ストーリーはほとんど進まない。炭治郎が妹のネズ子を人間に戻すことがストーリーの核だと思うのですが、その目的に近づいているようには見えません。そもそも、ネズ子が人間に戻るなんて、腐った魚が新鮮な刺身になるようなもので、まずありえません。もともと無理な目的をもち、どうすればいいのかも全く分からない中、ただ一緒にいるだけにしか見えません。次々と現れる強敵と、それより数段強い味方の登場と、我々のよく知っているジャンプ特有の単調な展開。この調子だと、凶悪なラスボスも、もっと強いお師匠様がばっさり切り捨ててしまいそうな予感すらします。ジャンプの週刊連載用のエンタメで、印象としてはほとんどスポ根。
それでも、最終話はエピローグ的な一旦まとめで終わり、いい感じで〆られたなと感じます。これで2期は見なくて済みそう。傑作です。私には用のない傑作。
投稿 : 2019/10/24
19年10月までは上記のような評価でしたが、その後の映画の空前の大ヒット、マンガが完結したことなど、これまでのジャンプのだらだら連載引き延ばしではないことが分かり、興味がわいてきました。再放送を少し見て、映画観に行ってきます。