ハウトゥーバトル さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
原作読んだほうが良い
視聴理由 なろうで追っかけてたリアタイ勢
序盤 え?
中盤 ああそういう
終盤 こいつはひでーやw
この話は外れ職をひいた主人公がチート使いになる話
ジャンルは主人公最強・中二病・ハーレム・異世界
まず感想を言いましょう。なんなんこれ
原作である「なろう」はリアタイで追っかけてたのですが4章が終わってから全く見てませんでした。最初この作品がアニメ化すると聞いて予想してたのが{netabare}1クールで1章終了か、2クールで2か3章終わりだと思ってたんです。実際原作には「いらないだろこのシーン」というものが結構あったので3章くらいならいけると思ってたのですが...まさか1クールで3章とは...{/netabare}
端的にいえばものすごい無理矢理1クールに収めた感じ。私は原作を読んでたからなんとなくわかったけど、原作を読んでなければ絶対面白くない。なんなら原作読んでても面白くない。原作未読勢にはわけがわからなくて評価が低い。原作既読勢にはストーリー構成が違いすぎて、評判が悪い。どうあがいてもこの作品はよくない。
この小説の面白いところは作者が自称するほどの開き直った中二病作品で、読者に「最強」という印象だけを提示し、読者自身が想像する。だからあまりキャラの容姿は描かれていなかったんですよ。それをアニメ化という「枠」で囲って指定してしまうのはどうなのか。これは「必ずしもアニメ化がいいことではない」という良い事例だね。
さらには色々省きまくってるから伏線もなにもないし、「水月」のくだりとか、光輝が暴走するシーンとか。名場面や作品を面白くするシーンをごっそり抜いてる。しかも、採用(?)されたシーンもかなり短縮してあるから、ものすごーーーく薄い。戦闘も単調だったし、檜山の言動がかなり謎だったし、黒龍いたの?みたいな感じだし。もっと活躍してたんだよ?黒龍。
作画も酷い。文字ですら胸熱なバトルだったから絵にしたら相当だろうなと期待していたけど、そんなことはありませんでした。なんかマンガを見てるような感じ。さすがにそこまで荒れてはないけど、臨場感・緊張感や高揚感が全てかけている。モンスターに関しては素人が作ったMMD並のクオリティ、人に関しても安定しなかった印象。つまり、何一つ戦闘に燃えない。
声優さんにしても、いや声優さんは全く悪くないんです。本当に。日笠陽子さんとか大西沙織さんとか、合っていたような気がします。しかし、ユエの声はイメージとしては「さくら荘」の「椎名ましろ」風の声だと思ってたんです。「ん・・・ハジメ(ボソッ)」みたいな感じだったはず。声違うやん。そんなはきはきと喋らないでよ。
opは「ようこそ実力至上主義の教室へ」の劇伴をした高橋諒さん作編曲の「FLARE」歌詞が英語だけだから個人的に作業用BGMとして使ってる
edはFGOの「清廉なるHeretics」を作曲したDracoVirgoさん作詞作編曲の「ハジメノウタ」
総評 なんか本当に持ったない。原作読んだほうが良いよ