ZORRRO さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ひたすらもどかしい。意外にもピュアピュアな物語でした。
【ストーリー・キャラ】
なかなか荒ぶってるけど、見ているうちにだんだん落ち着いてきます。
“性(セックス)”“恋”に振り回される、文芸部の少女5人たちの話。
けれど、視聴者目線はキャラのお互いの心理などが見え隠れするので、
振り回されるというか、ひたすらもどかしいピュアな恋愛話を魅せられてるようでもあった。
そう、全くもって上手くいかなくてもどかしすぎる。いつになったら上手くいくんだ
と思いながら見守っていました。
全12話。なかなか上手くまとまったので見守ってて良かったです。
なんなら、もどかしい中でハッキリしろや!くらいに思うかもしれませんが、
それも含めて青春ですね。ラストに向けての非常に良いもどかしさだと感じました。
荒ぶるというタイトルから想像するほど荒ぶってないし、意外にもギャグ要素には振られてません。
こんなピュアな恋愛話があったかもしれない。文芸部の灰色少女たちがバラ色に染まってくような良い物語でした。
各キャラですが、そこまで深いわけではない。文芸部!地味!みたいな要素はあれど、
結構見たまんまなキャラ。ぶつかることはあったけど、友情も感じたし、
誰のおかげでカミングアウトできたとか、回り回って5人でとても良い味が出てましたね。
他のキャラは結構少ないのですが、男どもは男どもでパッとしない感じがまた良かったかなと。
「ちょっと報われないキャラもいたよねー」の話ですが、ロリコンおじさん……
【他】
OP変わってくのイイネ!作画も普通に良かったと思います。
EDはもちょ。むっちゃもちょって感じ(語彙力)
声優さんはキャラ少ないんで少なめ。
本郷先輩(CV:黒沢ともよ)の落ち着いて荒ぶってる感じ好きだなあ。
キャラ数がどうしても少ないので小規模なストーリーな感じはしましたが、
ラストのまとまり感がとても良かったので良作でした。