ねごしエイタ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
現実に触れ思い描いた通りいかなくとも、止まっている訳でない‼かな?
将来ミュージシャンを夢見て、ベースに入り浸る少女あおいがいたです。小さな自分と姉のあおい、しんのという少年を思い出というのか?回想があったです。
あかねとあおいは、二人暮らしであかねが母親代わりな感じです。
過去に夢を追い求め上京したしんの、現実を受け入れ今を生きることを選んだあかねの過去があって、あおいも含めて13年後の現在どう進んでいく?お話になるのです。
ある意味、夢はかなったかもしれないけど、恐らく自分の抱いた夢と違う形で夢をかなえ戻ってきた慎之介が、でてくるです。
一方で思い出のある、とあるお堂だかボロ屋で、ベースの練習しだすといきなり出てきたあの時のしんのです(ボロ屋に封印されているのか?)。
これは何なのか?生霊なのか?同一人物なのか?この二人があってしまうと対消滅でもするのか?とにかくどうなるのだろうです。
あおいにも熱い思いが大きくなって、あかね、慎之介、しんのの関係性、彼ら彼女らにその他キャラも大きく絡む、様々な人間模様を描いていると思えたです。どこか、もやもやする感じもある気がするです。
印象的なのは、マイペース、空気を読まない、どこかこだわりを持った演歌歌手のおっさんだったです。
あおいが自分の思い、これまでのあかねとの生活、あかねのこと、しんののこと、慎之介のことに向き合ったとき何を思うのかが、非常に人間臭かったように見えたです。
今のあかねと慎之介、あおいの知らない一面を見たときのあおいもどこか、良い言葉がでないけど、あおいらしいというのか?その年ごろの少女特有の感情を見た気がしますです。
このアニメのタイトルは何なのか?も見てのお楽しみです。また、背景作画が、リアルな感じで秩父を描いているとのこと、どこだかわからない本当にそういう場所があるのか?と興味を抱いたです。
終わりに差し掛かる時、ここでなぜこんな出来事が起こるのだろうと思うけど、それによってしんのと慎之介、あおい、あかねが打ち解けられたのだろうという場面は、このアニメの最大の見どころの一つだと思うです。
ここまでくると何でもありになるのか?と思ったです。誰かさんらと三人の中のしんのが、いつの間にかどうしてと思ったシーン、私には謎だったです。
EDもやはりそうなるのか?という場面、出てきたです。