「空の青さを知る人よ(アニメ映画)」

総合得点
75.3
感想・評価
239
棚に入れた
1099
ランキング
817
★★★★☆ 3.8 (239)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.7

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ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

現実に触れ思い描いた通りいかなくとも、止まっている訳でない‼かな?

 将来ミュージシャンを夢見て、ベースに入り浸る少女あおいがいたです。小さな自分と姉のあおい、しんのという少年を思い出というのか?回想があったです。
 あかねとあおいは、二人暮らしであかねが母親代わりな感じです。

 過去に夢を追い求め上京したしんの、現実を受け入れ今を生きることを選んだあかねの過去があって、あおいも含めて13年後の現在どう進んでいく?お話になるのです。

 ある意味、夢はかなったかもしれないけど、恐らく自分の抱いた夢と違う形で夢をかなえ戻ってきた慎之介が、でてくるです。
 一方で思い出のある、とあるお堂だかボロ屋で、ベースの練習しだすといきなり出てきたあの時のしんのです(ボロ屋に封印されているのか?)。
 これは何なのか?生霊なのか?同一人物なのか?この二人があってしまうと対消滅でもするのか?とにかくどうなるのだろうです。

 あおいにも熱い思いが大きくなって、あかね、慎之介、しんのの関係性、彼ら彼女らにその他キャラも大きく絡む、様々な人間模様を描いていると思えたです。どこか、もやもやする感じもある気がするです。
 印象的なのは、マイペース、空気を読まない、どこかこだわりを持った演歌歌手のおっさんだったです。

 あおいが自分の思い、これまでのあかねとの生活、あかねのこと、しんののこと、慎之介のことに向き合ったとき何を思うのかが、非常に人間臭かったように見えたです。
 今のあかねと慎之介、あおいの知らない一面を見たときのあおいもどこか、良い言葉がでないけど、あおいらしいというのか?その年ごろの少女特有の感情を見た気がしますです。

 このアニメのタイトルは何なのか?も見てのお楽しみです。また、背景作画が、リアルな感じで秩父を描いているとのこと、どこだかわからない本当にそういう場所があるのか?と興味を抱いたです。

 終わりに差し掛かる時、ここでなぜこんな出来事が起こるのだろうと思うけど、それによってしんのと慎之介、あおい、あかねが打ち解けられたのだろうという場面は、このアニメの最大の見どころの一つだと思うです。
 ここまでくると何でもありになるのか?と思ったです。誰かさんらと三人の中のしんのが、いつの間にかどうしてと思ったシーン、私には謎だったです。

 EDもやはりそうなるのか?という場面、出てきたです。

投稿 : 2019/10/20
閲覧 : 275
サンキュー:

16

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