ハンプニーハンバート さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大切な物はいつも身近にぶら下がっている。
最初は独特な映像と、早口すぎる主人公に慣れるのは苦労しましたが、それも含めて面白いと思いました。
あらすじは、薔薇色のキャンパスライフを送りたい主人公が、色々なサークルに入るお話しです。
そこで主人公は、友人の小津や、その師匠の良いようにされてしまったり、三人の女性の中から一人に絞るのに奮闘したりします。
ですが最後は決まって、「入るんじゃなかった」と後悔するのです。
ですが、ラスト二話では、サークルにも入らず四畳半の下宿から出ないという選択をしました。その結果、四畳半から出られなくなってしまいます。
そこで彼は、色々な選択をしてきた四畳半を見るのです。
今まで嫌なやつだと思っていた小津も、楽しくないと思っていた生活もとても愛らしいものだったということに気づかされます。
そして赤石さんに告白する決意をし、四畳半から脱け出すことができました。
そしてその後、主人公は小津のように楽しく日々を送っていきました。
この作品で一番伝えたかったことは大切な物はいつも身近にあるという事だと思いました。