たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
喪黒福造のブラックジョーク
よく、アニメや漫画、映画で槍玉に挙げられるのは、過剰なセクシャルやバイオレンスはけしからんという意見である。
しかし、考えても見て欲しい。。
フィクションの世界より、現実の方が数段「残虐で過酷」である。
世の中にはフィクションであってほしいと思われるような人間のエゴによる「セクシャル」や「バイオレンス」が日常的に行われて、しかもエンターテイメントとして金を払って見る人さえいる。。いや。。。金を払えば大概のことは許されてしまうといっても良い。
僕は、ゾンビ映画やスプラッター、ブラックジョーク映画などが好きなのは、「人間は所詮そんなものである。」と思っているからである。
日本はとりわけ「建前」ばかりを気にしているが、その本質は大抵の場合「強がり」である。スーパーヒーローのような本当に「真実・正義」を追いかけている人間などほとんどいないだろう。
殆どの場合、どんなに立派な仕事でも「お金を稼ぐため」だったり、「可愛いあの子と懇ろになりたい」「美味しいものが食べたい」など、動機は「不純」である。
だが、そういう世の中を悲観してはいない。。ただ、そういうものだと思っているだけのことである。