ninin さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
脇役にインパクトがありすぎて影が薄い主人公たち
全24話
人類が火星に移住して50年が立ちAIが音楽作る世界で、家出少女のチュースディは、火星の首都でキーボード引く少女キャロルと出会い2人で生活しながら音楽を作り世に出ようと奮闘するお話です。
とにかく脇を固めるキャラにインパクトがありすぎて、主人公である2人があまり目立っていなかったですね。
対立軸であるアンジェラの方が目立っていました。
洋楽はほとんど聞かないので、劇中で他のキャストたちが歌っている曲を聞いてキャロルたちが感激しているところが、いまいちピーンとこないところが多々ありましたね。
曲も英語で普段話している声優さんとも違う方が歌っていて、キャラも外国人(アメリカ人のような)、吹き替えを観ているようでした。
作画も普段見慣れている作画と違うので最初は戸惑いましたね。
キャロル&チューズデイを中心にもっと苦労して上がっていく場面があると感情移入するのですが、周りにお膳立てされてポン・ポン・ポンと駆け上がってしまう感じがするので軽い感じがしました。
色々なことを詰め込みすぎてお話の焦点がぼやけている感じでしたね。洋楽が好きな方は観てもいいかもしれません。
OPはキャロル&チューズデイが歌っています。EDは前半をキャロル&チューズデイ、後半をアンジェラが歌っています。
最後に、各話の最初に「奇跡の7分間」のお話がありましたが、毎回ではなく節目節目で流した方が良かったのはないかと思います。