スライムベホマズン さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
カレーが食べたくなるBGM!!
原作は未読です。正直1話観た時点ではそこまでハマらなかったのですが、2話からだんだんと面白く感じていき、登場人物が大体揃った中盤以降は毎回楽しく笑いながら観ていました!シュール系?ギャグ作品なので好みが分かれるかと思いますが、ギャグアニメの中では高いクオリティーだったと思います。
なんと言ってもキャラがみんな濃い!バカ、ヲタ、ロボなど基本的にそれぞれのキャラに合ったあだ名で呼んでいたので覚えやすかったですし、色々なキャラの掛け合いのバリエーションがあったという事も最後まで楽しめた理由だと思います。個人的にはロボ、マジメ、ヤマイが特に好きでした。みんな好きなのですが笑 掛け合い的にはヤマイとワセダ、リリィとマジメが特に好きでした。いつもの三人組も面白いですし、やはり全部好きですね笑
最も笑った回は {netabare}7話で、ヤマイ回でした!初めのヤマイとワセダの安定のやりとりからの、UFOキャッチャーの話はマジメがイケメンで惚れました。そしてバカとヤマイの悪夢のタッグが顔はめ看板にはまりながら登校するところ、学校に着いてワセダに写真撮られるところは最高に笑いました!ワセダ絶対に面白がってましたよね笑 ラストクラッパーのところは自分も小学生の頃やったなあという懐かしい笑いで、最後のさいのたま校歌で完全にやられました笑 なんやあれw{/netabare}
また、 {netabare} 11話も特に素晴らしかったです。自分が低所得Pであるという事実を生徒であるヲタに伝えたワセダの行動は教師としてかっこいいと思いました。確かに現実を知ったヲタは相当幻滅したと思いますが、それでも生徒にまっすぐに向き合ったワセダは良かったです。あの状況で前向きに立ち直ったヲタも凄い子ですね。そしてあくまでも教師として見守るワセダと自分の夢に向かって頑張るヲタ。女子高生の無駄づかいというタイトルでしたが、11話に関しては無駄遣いではなく、爽やかでほろ苦い青春物語のようで意表をつかれました。その中で、ウザい床屋やピーナッツデブの存在感などでギャグもしっかりしていました。 他にも9話のオシャレ回や10話のロボ回、最終回のシメも良かったと思います。{/netabare}
ストーリーやギャグのクオリティなどはやはり原作から素晴らしいものだったのだと思います。そしてアニメになったとき、テンポ感や演出面はもちろん、赤崎さん・戸松さん・豊崎さんをはじめ声優さんの力がものすごく発揮されていた作品だなと思いました。戸松さんのヲタがツッコミするだけで大体面白かったです笑 OPとEDも中毒性のある曲で、特にOPは映像も凝ってて自分はお気に入りです。また、みんなが輪になって寝そべるEDでは、ロボの方を見つめるマジメが好きです。