「終末のイゼッタ(TVアニメ動画)」

総合得点
74.9
感想・評価
797
棚に入れた
3913
ランキング
859
★★★★☆ 3.6 (797)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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ネタバレ

kiminttea さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

評価に惑わされず見て欲しい

何気なく配信で見始めて、1話のスピード感と主役二人の魅力にガツンとやられ、一気に前話見通した。
1クルーのオリジナルアニメとして、緩急ときれいな終わり方がバランスよくまとまっている。劇場映画を見終わった感じに似ている。美少女だけが活躍するのではなく、じーさん政治家や戦場の一兵卒も(死ぬことを含めて)それぞれの持ち場で役目を果たすことで国が動いていくこともうまく表現されており、美少女アニメに抵抗感がある人も安心して見られるかな。
作画は、特にイゼッタと在来兵器の戦闘シーンが立体感、スピード感、カメラアングル、効果音もいずれも素晴らしい。
声優さんは、特に主役のお二人が素晴らしい。はやみんの姫様は気高さと年相応の脆さと無邪気さが程よくミックスされており、本作をトンデモ話にしない砦となっていた。
とはいえ本作最大の魅力はイゼッタとフィーネの関係性。フィーネのどこまでも気高く、国も一国民も部下も友達も等しく大切にするところと、イゼッタのフィーネ一筋でブレないところ、そして時折見せる百合的からみ(笑)が、最後まで物語をドライブするし、視聴者として没入させられる。
キャラで唯一残念だったのは{netabare} クローンの{/netabare}ゾフィの造形かな。ゾフィのデザインが陳腐なため、イゼッタとゾフィの戦いがドラゴンボール風になってしまった。
 とはいえ全体としてみれば全話通してドキドキハラハラさせられ、ストーリーや作画の破綻でイライラさせられることもなく物語に没入できるとても良い作品でした。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 472
サンキュー:

13

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