haiga さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
参った。傑作だったわ
今観終わりました。
いや~参った。超絶面白かったです。
元々評判も良いですしずっと気になってたんですよね。まあとりあえず観てみっかって先週土曜日から観始めたんですけど、25話3日で観ちゃった
(。・ ω<)ゞてへぺろ♡多分セーブしなかったら日曜日am3時まで起きて観て2日で観終わる勢いでした。
(危ない)
んで本題。
高校生って1番輝いている時期だと思うんですよ。
バイタリティに溢れていて、成長期で肉体も大人になって行って。心は大人と子供の中間で、悩み、不完全で、純粋で、だから美しいしかけがえのない3年間。
序盤10話くらいまで結構冷静に、ちょっと1歩引いた感じに観ていたんですよ。
あ、確かによく出来てるけど、まあ普通だなって。なぜそこまでハマれなかったのか?だって主要キャラ5人が好きになれなかったから。
なんで好きになれなかったのか?それは不完全で未熟な所が目に付いたから。北村は大河が自分を好きな事をわかっているのに思わせぶりな態度をとるし、みのりんは全然自分を出さないし。大河はワガママで傲慢ですしね。
でもでも、それが高校生なんですよね。このモヤモヤとしてどうしようもないジレンマ。未熟故に不必要に自分も人も傷つけてしまう。でもそんな自分達を見つめ直して成長していく。こういうストーリーを描いたアニメってあんまり無かったように思えます。もっとライトで傷つかない物語が多いですよね。
とらドラはみんながむしゃらです。恋愛と友情に真っ向からぶつかり合って行きます。傷つき立ち止まり、そして成長して大人になっていく。みんな未熟で愚かですが、でもそれ故にとても美しい。
物語の後半になってキャラ達が自分の感情を出し始めて、みんな欠点があるんだけど、でも色々考えて幸せになる為に足掻いていて。
20話以降の展開は神がかっていたと思います。私はやっちゃんがお母さんに竜児の成長を褒められてるとことか、みのりんが大河に感情をぶつける所とか泣けましたね。
高校生の青春を見事に、見事に描いてくれました。とても素晴らしかったです。
ってここまで真面目に書きましたが.......。
というか大河可愛すぎるっしょ!!素直になれないけれど、本当にみんなの事を考えていて、優しくて、1人で抱え込むけど寂しがり屋で、無邪気でワガママですぐ表情に出ちゃう。釘宮理恵さん神過ぎるっしょ‼ツンデレのテンプレかもしれませんが、またもやツルペタヒロインに私のハートは撃ち抜かれてしまいました。
でも超絶イケメンの竜児にしか大河は幸せに出来ないやろうなあ。本当に竜児はカッコよかったです。
10年前の作品ですが今も色褪せないラブコメの傑作だと思います。めちゃくちゃオススメします。