buon さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まちかどで魔族と魔法少女が出会ったり
{netabare}ある朝、魔族の力が目覚めて角と尻尾が生えた吉田優子。
目覚めただけで色々封印されたり制約が多い魔族の力、
ちょっと健康になっただけで一般人の枠から飛び抜けて強くなったわけではない。
シャドウ・ミストレス優子と活動名?を付けられて魔法少女を探してやっつけようと外出するのだが、
そもそも身長を含め体力が下の下のため特に何もできない。
なので街を歩いているときに起こりそうな危機にも対応できない。
そんなときに現れたのが桃色の魔法少女、千代田桃。
とても力強いです。
ついでに同じ学校に通っていることもあって、
人類でも最弱の部類のシャミ子が桃色魔法少女に戦いを挑み続ける。
果たしてシャミ子は桃色魔法少女に勝てるのか!?
って話なので、ぬるい感じの日常系小競り合いアニメです。
そうなると、キャラとキャラ同士のやりとりが楽しさとなります。
小競り合いも面白いけどね。
シャミ子は体も弱いが、頭も弱いが、
そもそも礼儀正しい子で、…略{/netabare}
と色々書こうと思ったが、なんか違う。
シャミ子と面白い言葉遣いとシャミ子の愉快な仲間たち(主に桃)
がこの作品のおもしろ要素だろうか。
シャミ子はちっこい容姿、体と頭が弱い、礼儀正しくて優しいなどで構成されている。
ロリはともかく巨乳はコスチューム用だと思う、各キャラの胸の大きさにこだわりを感じる。
あと、のんのんびよりのキャラデザに結構似てる気がする。目かな?
ちびっ子に合わせて体が弱い、そして頭も弱い。
しかし、丁寧な話し方だし家族思いだし、人や物を大事にしている。
かわええ、がんばり屋、家族思い・友達思い、などなどあるが、
そういったものが集まって輝くシャミ子ができているのだろう。
この作品の長所は言葉遣い、言い回しだろう。
動きが少ない会話劇?コメディ?なのでこのやり取りを楽しめなかったら、
合わないと思いましょう。
テンポや間(ま)は自分の中では大好きな感じ。
叫び声とかネーミングセンスとかええ、
がそういうのって一発屋みたいな感じだけど、
普段から使う変な言葉遣いとか細かな変な表現とか、
作品としてではなくキャラとして合ってる言い方で、
キャラの性格や魅力が言葉遣いに現れていて、ええ。
この、言葉遣いの話だけでも自分の拙い表現力に泣けてくる。
この作品の魅力の9割はシャミ子でできている、
とか言おうにもシャミ子の魅力は多分に仲間とか家族とか何か色々そういうのが多く絡んでいます。
シャミ子と絡みが多い順で言うと、
桃、リリス、家族、友達1、友達2みたいな感じだろうか。
このキャラたちが立っている。
ちなみに桃は長身・控え目・淡々・筋肉魔法少女だ。
あと声がええ。
シャミ子の声、めっちゃええ。アニメ声だけどイイ感じに落ち着いてて聞きやすい。
桃は淡々起伏少ない系だが、シャミ子との対比がイイ感じ。
ということで、
面白い(個人差あり)の言葉遣い、シャミ子、桃が好きなら大好きになれる。
そんな感じ。
あと俺は登場人物でみかんがかなり秀でていると感じます。