タック二階堂 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
変化球の異世界転生、本づくり幼女の物語。
詳細は公式でも。
本が大好きな少女が死んで、転生した先は識字率すら
覚束ない異世界でした。
転生した幼女は、町中本屋を探しますが、無い。
なら自分で本を作ればいいじゃない!
というお話ですかね。
なんというか、ちょっと古くさいキャラデザですが
CV井口裕香ということもあり、なんとなく安心
する感じ。ほっこりするというかね。
制作は亜細亜堂。「終末のイゼッタ」はそこそこの
出来でしたが「異世界魔王と召喚少女のなんちゃら」
とかいう出来の悪い異世界モノも作ってます。
そもそも「忍たま乱太郎」の制作会社なんですね。
はてさて。
かなり変化球な異世界転生モノですが、初回の感じ
なら何となく観続けてもいいかなって印象です。
中島愛のEDも悪くないです。
=====第6話視聴後、追記です。
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旅商人に憧れるルッツをオットーさんに会わせる
ことになったマイン。同席したベンノにも反対され
意気消沈するルッツに、自分が考えたものを作って
売ってほしいとマインは頼みます。
そして、マインの謎の熱。ベンノの見立てでは、
身食いではないかと。そして長くないとのこと
ですが…
{/netabare}
というお話。
えらく展開がゆっくりだし、ストーリーは子供向け
みたいなんですが、それでもけっこう観れちゃう
んですよね。それなりに面白いのでしょうね。
いよいよ紙づくりに動き出したマイン。
この先の展開も気になりますね。
{/netabare}
=====第一部最終話視聴後、感想です。
{netabare}
まあ、すったもんだあって、神殿に呼び出された
マインと両親。ところが、話し合うといって招待した
神殿長は態度が豹変。両親を捕らえてマインを
幽閉しようと企てます。
怒髪天につくほど怒りに我を忘れたマインは、
目を虹色に輝かせ、魔力によって神殿長を瀕死にまで
追い込みます。
そんなマインの暴走を止めたのが、Cパートで
おなじみの、あの神官長でした。
そして、マインたちの望みである神殿には通いで、
貴族同格の青服巫女見習いで、マイン工房の運営も
認めるといった特待で神殿に入ることになりました。
{/netabare}
そして、ここで第1部は終了。
2020年春アニメで第2部がはじまるよ~、という。
作画・キャラデザは、これがなぜ深夜アニメなのか
という感じで、昔の日本アニメーション「世界名作
劇場」みたいなイメージです。
ただ、これ「なろう」作品なんですよねw
原作は香月美夜さんという女性作家。
どおりで、なろう作品の異世界モノにしては異色で
優しい内容になっています。
ちょーっち、優等生すぎるかなと思うほど、
非の打ち所がないストーリー。
そのぶん、パラレルワールドの整合性といった
部分は少し甘いところがあるかなという感じです。
でも、すべての面で今期の五指に入る高いレベルの
作品で、誰にも安心してオススメできる面白い
作品ですよ。分割2クール?なので、春からの第2部を
楽しみに待ちましょうね。