退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
拳で語り合う男同士の宿命
ギアを装備しての拳闘、その名もメガロボクス。地下で八百長を生業とする男、王者として王道を進む男、二人の出会いはお互いの宿命へと突き動かす。
利と欲に塗れた世界に、男の拳で語り合う事を求める二人の男が挑む。
往年の名作「あしたのジョー」と比較する事は、余りにも酷なのですが、気になったポイントが少し
まずギアたる装備の拳闘。斬新なのか無駄なのかと思いきやストーリー上の重要な役割を果たしているので納得。
やはりOP曲、リメイク系の作品全てに言える事ですが、私は無知なのでタイミングや理由は全く知らないんですが、往年の作品はOP曲には基本的に歌詞が記載されていた様な?長い話数に変わらないOP曲、当然印象が残る事なので、新しい曲に対してはやはり厳しく思ってしまいます。
踏襲してる演出としては、力石イメージで相手をマットに沈める際のスローな見下ろす演出や、防御から一転のスイッチが入る際のゾクッとさせる目線や顔の表情などは、懐かし思える演出でした。
13話で短い尺で決まっている目的に進んで行く展開ですが、やはり男の闘争心を煽るもので、雰囲気も重なり、これで良しとして個人的には十分楽しめた作品でした。