ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
古典的な設定
(第一話視聴完了にて)
孤児院、同じ服、ナンバーの入れ墨等々、強制収容所の匂いがプンプンするぞ!
先日、“メイドインアビス”を見ているので耐性はできているはずだ。
うん、うん。
と思いきやSFの古典ネタの一つ『家畜化』設定ときましたか。
原作があるそうなので何とも言えませんが、神戸監督がどのように味付けされているか楽しみです。
未読なので何とも言えませんが、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』と比べてみるのも面白いかも。
どちらにしても、デストピアSFの金字塔であるディシュの『人類皆殺し』のようにはなってほしくないものだ。
近年、心が弱くなってきたことを感じるのだ。
(以下忘備録)
神戸守監督 ソ・ラ・ノ・ヲ・トでファンになった。
(ウィキの力を借りて)
ナウシカの制作進行が原点、ナルホド、ナルホド。
“Comic Baton Girl コメットさん”でスタイルを確立。
キャラの顔の好みもここからかな?
“君と僕”、“すべてがFになる THE PERFECT INSIDER”など見てみたいな。
それにしても英語の副題が好きだな。
(2話まで)
ノーマンの人は小鳥遊六花‼︎
なるほど、他はと・・・。
ややっ!調子に乗って地雷を踏んだ!
ウィキが危ないことを忘れていた・・・。
(視聴を終えて)
まるで、ハリウッド映画のような絵作り、音の演出と、細かな所まで気を配った背景と道具立ては、さすが神戸監督です。
初めの頃、はてな?と感じていた大声での密談についても、シスター・クローネの部屋での独り言のシーンで合点が行きました。
そう、ミュージカルでは、歌いながらの独り言はお約束。
声の大きさは観客への訴えかけ、ようは演劇仕立ての台詞回しであると考えるのが自然でしょう。
若干の不満を一つだけ。
原作の縛りがあるので如何ともし難いのでしょうが、鬼の姿は最初から出して欲しくなかったような・・・。
あぁ、しかし彼には生きていて欲しいな。
どちらにしても、お話は始まったばかりのようです。
結末をどう持って行くか楽しみです。