tomledoru さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
怪獣のバラード
「障がい者」はいない方がいいと聞いて
「障がい者と呼ばれる人がいない幸せな世界」が来るといいなと思う人と,
「うっとうしいし,福祉のために税金は取られるわ,迷惑だわ」と思う人の二通りいると思います。
これは一種の踏み絵です。将也は自分の弱さを,さらに弱い者の硝子に,投影していじめたんだと思います。障がい者バッシングの心理はここにあります。
硝子と雅也の偉い所は,反省するとともに,相手を受け入れていくところだと思います。
劇中にちょっとだけ出てくる「怪獣のバラード」は障がい者の本音を歌った歌です。(知っている人はかなりの通)
あと車いす名乗っている人だけが,障がい者じゃないことを強調して締めくくりたいと思います。