TimuTimu さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「愛」という哲学は学校では教えてくれない
「愛」とは何か…それは学校どころか誰も教えてくれない人生最大級の課題です。
その愛に感化されやすい思春期で未熟な高校生たちが正解を見つけ出そうと葛藤するアニメです。
初めは文学的や論理的な観点から探求し始めますが、次第に感情から芽生える恋に皆んなは思い留まります。
そしてなんやかんやあって物語は終結するのですが、このアニメから学んだ教訓は
「自分の内から秘める感情を如何に言語化して相手に伝えられるか」でしょう。
自分の思いは伝えないと伝わらない。自分の思う赤と相手の思う赤は全く別の赤かもしれない。そのクオリアをいかに擦り合わせるかが重要だと感じました。
まあ後は声優がもう少し良ければ満足できたのですが…
愛について悩みたいなら「世紀末の詩」、おすすめです…!