すかり さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
宇宙修学旅行
1話ごとの終盤に関しては次回が気になるような作りで良かったのですが、そのお話の序盤や中盤など惑星ごとのアクシデントと救助の場面、生死に関わる部分が都合良すぎました。これがあって11話の説得シーンもあまり説得力を感じませんでした。
SFというジャンルを考えれば『なんでもあり』はある程度通用するのですが、8話の{netabare}航行不能→近くに宇宙船あった→ドッキング→航行可能{/netabare}は流石に無理があるかなーと思いました。私がこの作品で1番ご都合を感じたシーンです。
その他の惑星ごとのアクシデントも、ある理由でキャラが元々優秀なこともあり一瞬で解決するため、絶望的な状況で涙を流し悲しいBGMを流しても正直なところ絶望感を全く感じなかったです。
判明した刺客の正体も『えっこの人が!』とはならず、元々疑われていた人が実際そうだったということだったので『ふーんこの人か』と少し残念でした。
物語終盤は壮大な話で、{netabare}全人類口裏合わせ{/netabare}などストーリー進行中も過ちを繰り返し続けている人類が出来るとは思えない怪しい設定もあり勢いで丸め込まれた感じです。