たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
90年代オカルトブーム
日本で「AKIRA」が流行って以降、オカルトを題材にした漫画が急上昇した。
「超能力」「妖怪」「宗教」などなど。。
講談社、小学館、集英社と立て込んでオカルト漫画が流行ったのである。
小学館の「うしおととら」「らんま2・1」集英社の「孔雀王」「幽遊白書」
そして講談社の「サザンアイズ」である。
他にも中堅漫画出版社も続々とオカルトや超常現象を題材にした漫画を出版してたが、時は世紀末真っ只中で、オウム真理教やアンゴルモア、ノストラダムスの大予言など、今や死語になっているものばかりだが、中学生や小学生の間では大流行して、漫画なりアニメでも多く取り上げられていた。
「サザンアイズ」はそういった90年代オカルトと、いかにもオタク的なヒロインを使って大流行したのである。
今読むとその時代の空気を目の当たりし、アニメもヒロインのパイ役に林原めぐみを起用するなど、本当に90年代のオタクというのは引きこもりがちで陰鬱な存在だったのだろう。