tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
もっと軽い展開かと思った。
若くして大企業のリンクスグループを継いだリ・メイフォンは祖父の遺言で無料海賊退治をすることに。メイフォンは戦艦エンジェルリンクス号でコウセイやヴァレリア、ドゥーズと共に海賊を退治していく。
だがレオン・ラウとの出会いにより両親の死や自身の秘密に関わる事件に巻き込まれていく。
『星方武侠アウトロースター』と世界観を共有している作品。
共通点&異なる点として・・・・・
・まず中国風の世界観が一緒、ただ向こうは文字も漢字だったけど、こっちは英語も多い。
・貴重な物資ロンガンや超能力TAOが共通、ただこの作品だとTAOマスターは一人しか出てこない。
・前作でゲストキャラとして登場したヴァレリアとドゥーズがレギュラーキャラでいる、ドゥーズは変わってないけどヴァレリアはもうちょい女っぽかったような?
・第1話のパーティーで『アウトロースター』のレギュラーキャラだったフレッド・ローがいる、後は見つからなかったけど、もしかしたら他にもいるかも?
・前作メインだったグラップラーシップ(アーム付きの船)も出てくるけど、主人公の船が戦艦だから敵海賊で少し使われる程度になっている。
・海賊といっても、前作の4大海賊は出てこない、小物の海賊ばかり。
今作だと主人公の船が戦艦だから前作と違って疾走感はないけど、主人公の同じような無茶をする性格のおかげで派手な戦い方は変わらないから、結構良かった。
問題はストーリー、実はアンドロイドでしたっていうのは驚いたけど、結局ゴウリュウとメイフォンの母親の関係は?恋仲でそこを祖父に引き裂かれた、みたいな寝取り展開かと思ったけどそこを詳しくやらなかった・・・・・
はっきり言って前作の方が良い、前作はコメディもありつつ派手な戦いと分かり易いストーリーだから好きだったけど、同じ世界観でこういうドロドロな作品だとちょっと・・・・・・しかも終わり方もハッピーエンドとは言い難いし・・・・・・
もし観るなら『アウトロースター』の方をオススメする。
1→エンジェルリンクスが無料海賊退治、メイフォンのパーティーに来る予定だったレオンが義理の娘共々海賊に捕まり奪還に行く。
2→メイフォンがたまたま会った運び屋の護衛、海賊の襲撃で苦戦すし積み荷を失うが倒す、だが実際は積み荷は無く運び屋はただの囮だった
3→美術品の輸送を護衛、学者がドゥーズを差別する、出発するが学者が敵とグルで囮作戦に引っ掛かり輸送船孤立、メイフォンとドゥーズの白兵戦で倒す
4→リーフと呼ばれる巨大生物の護衛、だが幼生体が攫われ親の進路がステーションに向く、メイフォンが無茶をして幼生体を奪還
5→変な海賊に狙われる、理由を聞くと女船長がコウセイに惚れていた、コウセイは彼女と会うが、船長の後釜を狙った部下に殺される
6→メイフォンがグループを継いでから現在に至るまでの回想。
7→レオンからと思しき招待状が届きレオン達とデートをする、だがレオンも招待状をもらっていた、メイフォンが過去の記憶を戻し暴走。
8→契約直前に荷物が盗まれる、メイフォンは無法地帯に乗り込みタオマスターと対決、ドゥーズ達の助けもあり無事倒す
9→ヴァレリアがいた軍の船と接触する、その後彼女にリンクス号のデータを要求、データを渡した後リンクス号を襲撃、ヴァレリアの機転で脱する
10→祖父の古い知り合いと会うが孫娘はアンドロイドだった、その祖父の護衛をしているとレオンが急襲、メイフォンが暴走する、実はレオンがゴウリュウでメイフォンもアンドロイドだった
11→ゴウリュウの罠でヤヨイが病気になりワクチンを取りに行くためゴウリュウに会いに行く、一人で行くメイフォンだったが皆が後を追う
12→自分が生まれた場所でゴウリュウと対決、皆の援護もあり無事倒す、メイフォンは田舎で暮らしながら生命活動を停止する