tinzei さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ギルガメッシュって聞くと金ぴかの王様かエロ番組しか思いつかない
十数年前、ギルガメッシュの墓がある場所にヘヴンズゲイトという研究施設が建てられる、そこではギルガメッシュの遺伝子について研究していた。
ある日、施設内で深刻な問題が見つかり施設を放棄することが決定する、だがその時研究員の一人であった円輝道が立ち入り禁止エリアに入り大爆発を起こす、その爆発で世界が鏡のような空シェルタリングスカイになり、電子機器が一切使えなくなった、後にその日が10月10日だったこともありその事件はXX(ツインエックス)と呼ばれるようになった。
現在、円輝道の子供キヨコとタツヤはXXの首謀者の子供として迫害を受けていた、いつものように借金取りから逃げていると雨宿りに入った洋館で謎の青年に会う。
キヨコとタツヤが伯爵夫人に会って、デュナミスという超能力を持つ子供たちオルガと共に、エンキドゥ(円輝道)の部下で同じくデュナミスを持つギルガメッシュたちと戦っていく。
ざっくり説明するとこんな感じだけど、キヨコと夫人の対立だったり夫人と円輝道の関係、クローンの話、施設で生まれた生命体ティア、風祭隼人が率いる対ギルガメッシュ部隊ブラッタリア、説明し始めたらキリがないぐらい複雑な話になっている。
原作は石ノ森先生の漫画、ただ原作とは全く違う内容、この作品も金ぴかの王様と一緒で本物のギルガメッシュがもとになっているけど名前が出てくるだけで、ストーリーは叙事詩とは関係ない。
上でも言った通り複雑な内容だけど、一番理解不能なのはオチ。
{netabare}簡単に言うと
「円輝道はティアに操られてXXを起こし、そのティアを生み出したのは伯爵夫人の負の感情、結局タツヤもオルガも死んで、伯爵夫人の合図でシェルタリングスカイが落ちて人類浄化完了、最後浄化が終わった後の世界(?)で繭になってたキヨコが目覚めて、夫人の若い頃の姿をしたティア(?)を殺して終わる」
まあバッドエンドなわけだけど・・・・・・・途中の伯爵夫人が元凶ってとこまではいいにしても、後半のキヨコの話はいったいどういうこと?
このわけが分からない感じエヴァのTVアニメ版を思い出す・・・・・・
でもオチがバッドエンドなのは悪くないし個人的にも嫌いじゃないけど、オルガや主人公タツヤを一気に殺すのはちょっとなぁ、徐々に減らしていって最後主人公諸共・・・・っていう展開の方が良かった、一気に減らすとオチへの駆け込み感があって綺麗なエンディングとは言えない気がする。
{/netabare}
作中設定で空が鏡で覆われているから全体的に雰囲気が暗い、常に曇り模様でキャラの雰囲気もそれに合わせたように暗いから話が余計に重く感じる、似た作品だと『TEXHNOLYZE』に近いかも。
戦闘に関してもちゃっちい、メインはそこじゃないから仕方ないんだけど、テレポートにしてもテレキネシスにしても、もうちょい効果を付けて欲しかった。
opは倖田來未、いい歌だなとは思ったけど倖田來未だとは思わなかった、放送当時の2003年ってちょうど倖田來未売れ始めたぐらいだけど、よくその時に歌ってくれたな。
自分用
1→逃げる姉弟、ギルガメッシュたちと出会う
2→ギルガメッシュ対オルガ、伯爵夫人と会う
3→ギルガメッシュと再び戦闘、弟能力発動、伯爵夫人に買われる
4→ホテルで過ごす、ギルガメッシュの残骸が暴走
5→姉が寂しさを感じる、ギルガメッシュに姉が攫われる
6→姉を取り返しに行く、ギルガメッシュの一人が死亡
7→弟がオルガ達に馴染む、姉と弟が喧嘩、姉は出ていく
8→姉が連れ戻される、だが姉は出ていくことを望み夫人は許可する
9→皆で都市に行く、そこで夫人の知り合いと会う、ギルガメッシュの襲撃
10→ギルガメッシュを退ける、伯爵夫人と父親の写真を思い出す
11→夫人に父について聞く、父とXXを調べるために都市のタワーに潜入
12→出て行った姉と会う、ピアノ関係の仕事は嘘でキャバ嬢をやっていた
13→夫人の知り合いの生前葬、そこで風祭と会う、ギルガメッシュ襲撃
14→タワーの警備ロボの正体判明、タワーが空を晴らす作戦開始
15→空が戻る、ギルガメッシュ襲撃タワー周辺で大爆発、ブラッタリア出現
16→皆で救助活動、風祭はギルガメッシュを殺すが姉が一人保護する
17→保護したギルガメッシュと仲良くなる、弟が容疑者連行される
18→弟がクローンだと知る、新しいギルガメッシュ登場
19→オルガ達の真実を知る、姉がギルガメッシュの子を身ごもる
20→姉は逃げようとするが捕まる、姉が倒れ弟と話ながら死亡
21→父と母の出会い回想、弟暴走しオルガ達が出生を知る
22→オルガの二人が出ていく、夫人の回想
23→姉の死体に変化、あの盲目の少女を保護、ブラッタリア正体判明
24→ギルガメッシュ行動開始、ブラッタリアと戦闘、オルガ二人が来る
25→ホテルで最後の晩餐、ホテルが決戦地に、オルガのオリジナルと父登場
26→全ての元凶は夫人、オルガや弟死亡、人類浄化開始