たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
残酷時代劇「其ノ二」
「シグルイ」もそうですが、もともと残酷時代劇の立役者と言えば、1993年から2012年まで連載されていた「無限の住人」こと万次さんでしょう。
2008年のアニメ化は残念極まりない出来でしたが、今回は完全アニメ化ということで期待が高まっています。
まあ、似たような題材に「ベルセルク」が正直あって、亜流な感じは否めないですが、あのエログロアメコミ「THE BOYS」をドラマ化したアマゾンプライムなら問題ないでしょう。
製作のライデンフィルムさんは一度訪れたことがありますが、期待してます。
全24話視聴
「因果応報」とはよく言いますが、人の「縁」とは奇妙なもので、切ろうと思ってもなかなか切れない「腐れ縁」もあれば、傍から見ても仲むつましい恋人が一晩で憎しみあったりするものなのです。「無限の住人」というのは、文字のごとく「無限」の時を生き続ける万次さんが、ひとりの女性に出会うことで運命が変わり、悠久の時が無意味に思えていたとしても「縁」によって、その存在理由を見つけ出す。。そんな話なのです。
「刀の時代を無力だった一人の少女が一つ終わらせた
そんな天津の手が、世代を超えて凜の子孫の手を優しく握ってるラストは、皮肉や矛盾・因果奇縁を内包してて良かった」
とある人の批評ですが、正しく人生とは驚きと皮肉に満ちた数奇なものだと思います。誰しもが。。。。