tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
感情移入が激しい人は観ない方がいい
砂で覆われた惑星が舞台、ヒューマノイドタイフーンと呼ばれ600億の賞金を懸けられた男ヴァッシュ・ザ・スタンピードの噂が人々に広がっていた、そんな中、保険会社に勤めるメリルとミリィはヴァッシュの起こす事件を抑制するため彼に会おうと辺境の街までやってくる。
誰も殺さないを信条にするヴァッシュが、周りと衝突しつつも事件を解決していき、人類の根絶を企むナイブズとその部下ガン・ホー・ガンズと戦っていく。
基本的にはコメディ調だけど、話の内容によってはシリアスもある。
上でも言った通り、主人公は敵であっても殺さない(けど結果的に・・・・)、ただ敵は人を殺すし、味方が敵を殺すこともある、大体その都度主人公がキレる。
一事件につき一回以上「一方助かるけどもう一方は助からない」みたいな究極の選択がある、単純に人助けの場合は主人公が両方助けて終わりだけど、「身内を殺された男の復讐or敵であっても殺させない」の場合主人公の信条を取って後者を選ぶから、作中で何とも言えない空気なる。
う~~~ん、個人的に“クサい”主人公って好きじゃないんだよなぁ、アンチ(ダーク)ヒーローでもいいから勧善懲悪の方がスッキリするし、それが無理なら悪側の勝利(バッドエンド)でも良いから、どっちかに転んで欲しかった、こういう有耶無耶?後味が悪いのはどうしても気に食わない。
まあ結論として自分と同じように“クサい”キャラが好きじゃない人だったり、感情移入が激しい人、思想が強い人は観ない方がいい。
1→メリル、ミリィとヴァッシュの出会い、賞金稼ぎと盗賊に襲われる
2→ヴァッシュとして水管理人の用心棒
3→酔っ払いだが元は凄腕のガンスミス
4→身代金のために伯爵の娘とヴァッシュたちが人質
5→プラント再建のため街を挙げてヴァッシュを狙う
6→5のプラントのため女性技師が来るがヴァッシュに恨みを持つ者だった
7→街に来た砂上艦で去っていくヴァッシュ、だが盗賊に襲われる
8→盗賊にいたカイトと共に盗賊を倒す、崖に向かう砂上艦を止める
9→バスで移動中変な牧師を拾う、一緒に古代兵器に攫われた娘を助ける
10→牧師に巻き込まれ親子を救うためガンマン大会に出場、牧師本気を出す
11→キャラバンから逃げるカップルを手助け
12→ヴァッシュを狙う刺客モネブ、モネブが人を殺しキレるヴァッシュ
13→メリルとミリィの報告書
14→土地を欲しがる地主と所有者の老夫婦、メリルミリィが活躍
15→レガートが賊を皆殺し、刺客ドミニク登場
16→刺客マインを同じく刺客の雷泥が殺す、ヴァッシュと対決し街崩壊
17→ヴァッシュの過去、ナイブズ登場、移民の真実
18→エリクスと名を変え老婆と孫の世話になる、そこに牧師が来る
19→ヴァッシュが家の争いを仲裁、メリル達と合流
20→ヴァッシュが牧師と浮かぶ船に戻る、だがレガートの刺客に襲われる
21→ヴァッシュと牧師が刺客を倒すが船は落ちる、船の住人ブラドが死亡
22→街に入れず子供の住むとこに行く、ワームが暴れ街崩壊、刺客登場
23→牧師に刺客兼師匠が指令を与える、牧師は拒否して戦闘に牧師死亡
24→最後の刺客と戦い勝利、レガートがメリル達を人質に仕方なく殺す
25→メリルが傷ついたヴァッシュを介抱、ヴァッシュ立ち直る
26→ヴァッシュとナイブズの決着