tomledoru さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
透き通った癒し
最初に見た感想は,本田透の純粋さとひたむきさ,癒しの力とボケ,脳天気。主人公には天然の癒しの力が備わっていて見ていて和みました。
SFやドタバタどんちゃん騒ぎや,ハーレムや異世界物などが好きな人には,退屈で耐えられないと思いますが,・・・
落ち着いて和まされる不思議な力に浸っているようなそんな感じに催眠術にかけられたような気になってきます。
昔のTV版フルーツバスケットは12支全員出てきていないような気がしていましたが,それぞれの動物に呪われたサブの主人公たちの悩みや葛藤はよく表現されていたように思います。
なぜフルーツバスケットなのかは,透だけが「おにぎり」された小学生時代の「フルーツ」バスケットにあります。それでも指名されるのを待ち続けた透の鈍感さ,よく言えば寛容さにあります。
ウサギの物の怪つき,紅葉の旅人の話が全体を通して印象に残っています。もっと評価されてもいい作品だと思います。