tomledoru さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本当はさみしい少女たち
レジスタンスの登場と宇宙生物の秘密
・地球生命の滅亡については唐突だなあ
という印象を最後は持ちました。
いずれにせよ,どちらかとというと
「鬱」作品がベースにあることだけは感じました。
話の軸は,魔法使い(超能力者)の戦い,
なのでしょうが,エロチックなハーレム的要素もありで,
グロティスクなSF的ところもありで,
内容としては,盛りだくさんです。
超能力者の組織とはなんなのか。
それに抗う組織が急に出てきたが説明不足。
宇宙人の存在とその後は,と
想像にお任せなのか疑問と
想像力にお任せなのかなあ。
人間の再生,いちど人間を滅ぼして?
人類を新しい形にするというのは,
「人類補完計画と同じ」で,
高千穂の存在は,ゼーレと同じ。
エヴァゲリオンのパクリとしか言いようがない。
温泉シーンや水着シーンなどヤングジャンプ
らしい演出がありますが,取ってつけたような印象を受けます。
ハーレムというのともちょっと
違う印象を持ちました。
寧子をはじめとした,科学の生んだ
魔法使いの少女たちは,さみしい存在,
はかない存在だという印象を持ちました。
それは,刺客として送られてきた少女
たちもみなそうです。
寧子は幼馴染のくろねこだと
分かった時点から話は急展開していきます。
村上良太を含め,登場人物の皆が「はかない」
思いをする話です。