RFC さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
京アニのルーツ
事件をきっかけに京アニの過去作にも手を出してみようと
視聴開始。
原作未読。
【作品概要】
陵桜学園高等学校に通う泉こなた。
重度のオタクの彼女たちのまったりとした日常が
描かれている。
【作品に対する感想】
小ネタの乱れ打ちに笑わせてもらいました。
4コマ漫画をつなぎ合わせたような作品だと思ったら、
やっぱそうでしたね。
この作品はオタク度が高いほど、ねじ込んだ小ネタで笑える
作品ですね。
そっちの世界に全くかかわってない人が視聴しても
何が面白いのかさっぱりわからない気がします。
日常の会話劇であるこの作品は後の京アニ作品の
ルーツになってるように思えます。
私的押しはしっかり者の柊かがみですね。
あと大人勢(黒井先生やこなた父)も個性的で好きですね。
【追記2019/9/1】
そういえば「聖地巡礼」の俗語の方の意味を一般化させたのは
この作品だったかなと、当時(2007年)を振り返ります。
鷹宮神社のモデルとなった鷲宮神社の参拝客が一気に増え、
ニュースでも取り上げられてました。
「一般のニュースでも聖地巡礼って言葉を使うんだ」って
驚いた記憶があります。
聖地巡礼による訪問客が増えたメリットと、マナーが悪い訪問客や
受入れ体制の不備など社会問題も報じられていました。
鷲宮神社の参拝客数は未だに衰えず、県内2位だそうです。
一過性にならなかったことがすごいですね。
当時は私はこっちの世界の住人ではなかったので、
神社とらきすたのコラボに「え?」って違和感を感じました。
しかし今となってはアニメ舞台による町おこしは一般にも
認知されており、国もアニメを産業の一端を担うと認知し始めました。
すべてがらきすた発端ではないにしろ、
大きなきっかけを与えたんじゃないかと思っています。
そう考えるとすごいですね。