tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
機関長殺すなら艦長殺せよ・・・・・
惑星国家キビの戦艦がヘンリエッタ星域惑星国家同盟(通称:王国)から攻撃を受け同時に降伏勧告も受けた、キビの戦艦アマテラスに乗艦していた候補生たちはアマテラスを使い独自に行動を開始、銀河ネットワークをスポンサーに一隻で王国と戦っていく。
主人公は艦長補のシノン、なし崩し的に反乱に加わったシノンが仲間と共に王国と戦っていく。
メインは艦戦闘、脇話で政治的な交渉だったり艦内の恋愛などがある。
原作は小説、最初題名だけ見た時、『スターシップ・トゥルーパーズ』のアニメ版かと思った。
観る前に下調べしたときに、死ぬアニメだって聞いたから、もっと人が死ぬのかと思いきや、主要な仲間で死んだのスパイだった女と機関長だけだった、乗員の半分ぐらい殺しても良かったんでね(暴論)
メインが艦戦闘ってだけあって装備や艦の設定はちゃんとしてる、それ以外の世界設定もしっかりしてるけど、後半になっていきなり地球連合の存在が出てきたから、勢力の理解が追い付かなかった、もうちょい最初から地球連合の存在を強調して欲しかった。
原作小説は未完で終わっていて、このアニメの終わらし方もオリジナル。
原作について調べてくと、メインになるのは艦戦闘じゃなくてアマテラスに対する大衆の支持とか王国に対する価値観みたいな政治的(?)部分だった、ネットで軽く調べた程度だから詳しくは知らないけど、もし思った通りならアニメは全く違う作品ってことになる、シュウにいた時に「民衆の支持はアマテラス」「軍の支持は王国」みたいな対比はあったけど、地球本土(視聴者)の話は一切やらなかったからそこがメインじゃないんだなって思ってた。
最期に出てきた地球連合の司令官、見た目とトルーマンって名前から引っ掛かるものがあるんだけど、たまたまだよね???
1→王国がキビに宣戦布告、キビは即降伏、アマテラスの乗員たちは銀河ネットワークと手を結び、独自で王国と戦う、まず敵戦艦を撃破
2→前総理が乗艦、だが前総理を追ってキビの戦艦が来たため逃げる、逃げた先で王国戦艦と遭遇、ピーターの指示で戦闘に、何とか倒すが戦死者が出る
3→戦死者と船外作業でタカイが死にかけたことにより動揺が広がる、そこにワカナの父親が現れ降伏勧告をする、ワカナは拒否、乗員も一致団結する
4→離反作戦が失敗した王国は潜航艦アブキールを差し向ける、アマテラスは魚雷を利用して潜航艦位置を特定し撃沈する。
5→惑星国家シュウに身を寄せたアマテラスだったが王国の策略でシュウ内部でクーデターが発生、外に出ていたシノン達やレンナ達が脱出を試みる
6→前総理がシュウ政府と交渉、シノン達はシャトルを呼び強引に脱出する、レンナ達は宇宙空間から脱出するがレンナが銃撃戦の傷がもとで死亡
7→王国が四隻での攻撃を計画、アマテラスはシュウの護衛艦シェンロンと共に迎え撃つ作戦を立てる、機関長とシノンの中が深まる
8→作戦を開始するがシェンロンが独断で先行する、一隻撃破するがシェンロンが撃沈、反乱の首謀者がユウキ技術士官だと判明、ワープ強行し逃げる
9→王国最高議長が死去、追撃艦は呼び戻される、ゴタゴタの後エルロイ提督が討伐隊司令に任命されアマテラスを追う、シノンと機関長が付き合う
10→元総理地上に降り交渉開始、アマテラスは補給中に襲撃を受ける、その襲撃で機関長死亡、襲撃により補給会社との契約打ち切り
11→王国戦艦5隻がアマテラスと衝突、アマテラスは時間差無しの放送と重力での方向転換を利用して4隻を沈めるがコンキスタドールだけは外す
12→無茶な方向転換でボロボロになったアマテラスはコンキスタドールに狙われる、だが地球連合の艦隊派遣で降伏勧告に変わる
13→連合艦隊はコンキスタドールを無条件で沈める、エルロイは撃沈前にアマテラスに真実を話す、地球連合からの降伏勧告を受け総員退艦、だがユウキ技術士官だけは残り攻撃を受けるとこを中継して世界に真実を伝える