かなで さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
評価の分かれる作品
[全体の評価]
主人公TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEものです。このEの数のレベルでめちゃくちゃ強いです。
タイトルの通り魔法が出てくるわけですが、魔法陣や呪文の詠唱ではなくコンピュータ(CAD)制御で魔法を出していきます(作者も「超能力である」と言及している)。ここで厄介なのは、この魔法は「ある程度」現実世界の物理法則に従うという点だ。作中では魔法についての説明が「中途半端に」行われる。全くなければなかったで「魔法だから」で済まされるのだが、少しあるがゆえにそこから魔法によって引き起こされる現象までのプロセスを自分の脳内で補完しなければならなくなる。だがしかし。「『ある程度』物理法則に従う」だ。ある程度までは常識の範囲で「こうなんだろうな」ということは予想がつくがそれ以上の確信はもてないからどうしてもモヤっとした感じが残ってしまう。(現象を引き起こすきっかけの部分だけが非常識的であるというのである程度は説明がつくが全てではない。)
[作画・声優]
可もなく不可もなく。
[音楽]
主人公(とその周り)があまりにも強すぎて勝負したとしても全く盛り上がらず、(一方的に勝ってしまう)単調になってしまっているのだが、開始から終了まで同じ音楽が流れているということによってそれが余計に際立って見えてしまうように感じる。
[キャラ]
登場キャラがほぼ全員チートレベルなのが気にならないといえば嘘になるが、通っている高校がいわゆる東大だったり開成レベルであると考えるなら妥当か...
[そのほか]
Ab○maとかでほぼ延々と放送されているし、コメつきでみたほうが楽しめるかもしれない。