友メロンパン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
非常によく作りこまれた設定
昭和58年。主人公の前原圭一は雛見沢という村に引っ越してきた。人工約2000人の雛見沢で殺人事件が起こる。雛見沢にはこんな言い伝えがあった。毎年ひとりが死に、ひとりが行方不明になると。言い伝えと殺人事件との関係は何なのか。いったい犯人は誰なのか。さまざまな人物の視点を通し、殺人事件の全容を暴く物語。
残虐シーンが多く出てきます。子どもっぽい絵柄からは想像できません。残虐といっても、実に「痛そうな」シーンです。グロ表現になれている人でもなかなかきついかと。1期だけを見ると、殺人事件がどのように行われたかだけが描かれます。何とも後味の悪い話で終わってしまうでしょう。それを埋め合わせるのが2期。2期を見たうえで1期を視聴すると、登場人物の行動や、演出、表現が説明できます。
なお、1期だけを見るのはオススメできません。2期まで見ないと物語は完結しませんので。「ひぐらしのなく頃に」シリーズは、設定がとても綿密に作られています。よくこの設定をアニメで表現したと言いたいですね。2期を最後まで見終わると、1期の物語の評価が跳ね上がると思います。