esso-neo さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
そーつぉーりょく足りて無い
俺のお気に入りレビュアーが最後で陳腐って言うけど、俺の場合は逆だった。最後だけ気に入ってて(新海作品では珍しいけど)そこに至る道のりがすげー気にくわない。尺が足りない?
そんなんじゃない。余計なものがもりもり入れられる。最後の押し問答は自分語りとちゃうんけ?
自分語りであるなら、紅の豚を気に入っているのはどう言う事なのか。子供時分に見れば俺は天気の子を気に入って紅の豚を嫌うのか。
あるいは新海監督がたった一人でアニメ作品を作り上げてしまったことが彼の孤独をなおのこと強くしてしまって誰も寄り付けないのか。
ざーさん嫌がってたみたいな話あったな舞台挨拶で。
最後の世界を変えてしまったには納得はある。君の名はで変わっただろうよ。世界とも言える背景がどんどん凄みを失っている。もっともそれはチョイスされた背景がつまらんってことかも知れんけど。
だがそれだけ情景に至っては最強だなと思えたものの、君の名は以降生きてない。誰だ監督殺しにかかってんの。
いまだ主人公が学生であり、都会人であるところを見れば今でも自分に居場所はないと見ているのか。どうしたファン供、監督寂しがってるぞ。夏や冬に是非とも東京ビッグサイトに連れてって行くべきではないのか?そんで監督は芸の肥やしにくっっっっっっそオサレなバーにでも入ってけばいいのよ。あれは一人に心地よくなれるしスパイスにバーテンが話掛けてくれるしね。
とまぁ、基本見てて思ってしまうのは監督が心配だなっていう、作品の悪し様なんかどーでもよくなるような話でした。
気に食わんのだ。過程が。最後の水没東京もセリフも気にいるけど過程がハラタツ。
銃はいらない。絶対いらない。