退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
交響詩篇
レントンとエウレカの冒険記です。
交響詩篇というタイトル名がまさにその通りな作品です。というのもそれぞれのキャラが交わり合い響き合う物語だからです。
笑いあり、怒りあり、悩みあり、喜びあり、成長あり、愛あり、いらっとすることもありとエウレカを通しての人間記を描いたような作品でした(^^)
{netabare} レントンは14歳設定なので、子供らしさと大人になるための葛藤などが描かれてます。
レントンには時々若さゆえというか子供ゆえの気持ちにイラっとする時もありますが、その辺りの年齢ならではなので違和感はありませんでした。
子供なのでエウレカに対してさえも駄々をこねたりする事もありますがエウレカに対する根本的な想いは一貫してるのは良かったです。それこそが大切で重要な部分だと思う。
エウレカは年齢の概念はあってないような感じですが、見た目上はレントンと同じ年齢層に見えます。
人型として生まれてからはあまり歳月は経ってなく、エウレカは守ってやりたくなるようなピュアな心を持ってます。
エウレカも悩み、苦しみ、喜び、悲しみ、怒ったりもします。人間でないながらももしかしたら人間よりよっぽど人間らしかったのではと思いました。
エウレカは一つの生命としてとても愛らしく、応援せずにはいられなくなりました。
この2人を中心に物語は進んでいきます。色々な人と関係しながら響き合いながら。
{/netabare}
この作品を観ていて良作のRPGをやってる感じでありながら同時に良作のアニメを観てる感じだった。エウレカ世界での生活感や雰囲気を楽しめる作品であり、またストーリーもとても良く出来てました。
2人の主人公を取り巻く各キャラクターは世界の雰囲気を醸し出す為またはストーリー上またはそのどちらも担う為に役割があり、登場人物は多いものの準主役級はもちろん全員必要なキャラクターであったと思います。
個人的にはチャールズ、レイのあたりはかなり好みでした。
見終わった頃には良作アニメと良作RPGゲームを同時に楽しめたような、また非常に晴れ晴れとした気持ちになれる作品であったと思います!
いい作品です!
OP EDどちらも最後までエウレカに合ってて良かったです。