「エルフェンリート(TVアニメ動画)」

総合得点
88.2
感想・評価
2908
棚に入れた
13812
ランキング
124
★★★★☆ 3.8 (2908)
物語
4.0
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.8

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おんじい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

世界的には評価が高いようですね。

いやー、衝撃的でしたねー。
一度見たらそのショッキングな映像が頭から離れませんでした^^;

世界的には評価がとても高いようですね。
エロさとグロさをミックスさせた
『エログロ』というジャンルを確立させたからなのか。
クリムトのオマージュ的なOPの絵や
ラテン語で歌われた主題歌の「妖精の歌・エルフェンリート」、
サブタイトルの哲学的な名称、
それにショッキングなシーンの数々・・・。
何が心の琴線に触れたのかは分かりませんが、
いずれにしても、いろいろ考えさせられるアニメでした。

ストーリーは、
人間ではないとのレッテルを貼られた「ディクロニウス」の異能力者たち、
昔の記憶を失ったコウタとその周りの人々、
「ディクロニウス」を実験材料とする施設の人々と蔵間室長、
それらの人間たちが織り成す愛憎劇です。
そして物語の中心に有るのは、
人種差別、児童虐待といった、とても重いテーマです。
ですが。
このテーマが悲しみの材料だけになってしまっているのは
残念でなりません。
もう少し物語として深く掘り下げても良かったのではないでしょうか。

エログロ、重いテーマなどあまり今までのアニメでは描かれないような
タブーとも言えるものを描くことによって
話題性を作って視聴者を獲得しているようにしか感じられませんでした。

あと、もう少し各個人の人物描写を掘り下げて描いてほしかった。
あまりにも薄っぺらすぎます。
特に主人公のコウタ。
こやつは何を思い、そして何を考えて行動してんだか・・・。
結局、最後まで感情移入できませんでした。

一応、13話で感動はするのですが、
それは主題歌の「妖精の歌・エルフェンリート」のメロディーと
父娘の死という”泣きの要素”による
いわば条件反射での”泣き”なのかもしれませんね。

投稿 : 2012/03/06
閲覧 : 388
サンキュー:

3

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