「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル(アニメ映画)」

総合得点
67.1
感想・評価
183
棚に入れた
1003
ランキング
2617
★★★★☆ 3.9 (183)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

機動戦士ガンダムZero

それなりにガンダムを視聴してきているので、これも気になって視聴開始。ただ宇宙世紀のガンダムはセリフ回しが独特で違和感があり、
キャラもどうも好きになれない(違和感がある)のが多いため、
過度な期待はせず…

 視聴済み…
  1st、08小隊、スターダストメモリー、Z、ZZ、逆シャア、UC、F91
  SEED、SEEDDestiny、00

【作品概要】
 THE ORIGINシリーズ全体としては
 ファーストガンダムのシャアが、ファーストガンダム以前に
 何をしていたかが描かれている物語です。
 1作目の青い瞳のキャスバルはシャアの幼少時代の話です。
 ファーストガンダム開始の10年前ですね。

【作品に対する感想】
 視聴を継続しようと思える内容だったと思います。
 40年前のガンダムに比べると表情はややコミカルな印象です。

 1年戦争後半のV作戦で開発されたはずのガンタンクがいたりと
 歴史改変もあるようですが、まあそこは目をつぶって。
 
 ぐりぐり動くMS戦は迫力満点でした。
 また、旧作に散見された違和感のあるセリフ回しは今作では特に
 感じませんでした。


1)物語
 シャア(キャスバル)・セイラ(アルテイシア)が政治家の子で、
 きな臭い時代ともなれば、こういった悲劇的な人生も仕方ないのかも
 知れませんが、やっぱり可哀想だと思います。

 そんな過酷な環境の中でも子供とは思えない胆力、知力、行動力を発揮し、
 危機を切り抜けたシャアは、将来カリスマ的存在になっていく素質を
 感じさせます。
 彼のセリフの中に、Zや逆シャアでの発言につながるものもあり、
 にやりとしてしまいました。

3)声優
 沢城みゆき(クラウレ・ハモン)
 芯の強さを感じる演技で、ドはまり役だったと思います。

 銀河万丈(ギレン)
 ファーストガンダムから継続して出演されてる方ほんとすごいですね。
 40年たってもまだ現役。

5)キャラ
 ①キャスバル・レム・ダイクン(後のシャア)
  幼少期の彼の表情を見ると、父の姿をあまりよく思っていない
  ように見え、ちょっと意外でした。
  後のZや逆シャアでの演説で度々ジオン・ズム・ダイクンの名を
  掲げているのは、政治的方便だったということでしょうか?

 ②アルテイシア・ソム・ダイクン(後のセイラ)
  年齢上当たり前の話ですが、ファーストガンダムの印象と比べると
  かなり奔放な印象です。これがどうやって頭の固…ではなく
  生真面目な性格になっていくのか見どころですね。

 ③ジンバ・ラル
  使えねー!
  ランバ・ラルの父となるとよほど優秀かと思ってましたが、
  ダメだこいつでした。  

 ④デギン・ソド・ザビ
  政治家としては均整のとれた人物のようです。
  この頃はまだギレンを制御できていたみたいですね。
   
 ⑤ギレン・ザビ
  碁を打っていたのに笑いました。
  
 ⑥キシリア・ザビ
  ファーストガンダムではえらく落ち着いた印象でしたが、
  今作では策謀家で冷酷な面が強く描かれています。

 

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 317
サンキュー:

8

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